寒暖差アレルギーってご存知ですか?花粉が飛んでないのに花粉症のような症状。季節の変わり目は要注意。

体調
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アレルギーはお持ちですか?

こんにちは、ロア(@roa_garnet)です。

読者の皆様はアレルギーはお持ちでしょうか?

アレルギーは特定の物質に対して免疫が過剰反応して体に異常が起こるものです。
身近なものでいえば花粉症がその一つです。
本来、花粉は体に害を与えるものではありませんが、アレルギーを持つ方の体は花粉を有害なものと判断して免疫反応が過剰に働き、くしゃみや鼻水といった症状として表れます。

私自身は、花粉症と猫アレルギーを持っていることは把握していたのですが、最近になってもう一つのアレルギーの疑いが出てきました。
それがタイトルにある「寒暖差アレルギー」です。

□本稿の対象読者
・花粉が飛んでいない時期に花粉症のような症状が出る方
・寒暖差アレルギーの対策を知りたい方
・寒暖差アレルギーがどういうものか知りたい方

花粉が飛んでないのに鼻水が止まらない

寒暖差アレルギーについては、テレビの天気予報で紹介されていたことでその存在を知りました。
テレビでは1日の中での気温差が大きいときに花粉症のような症状が出ると紹介されていました。

実はテレビで寒暖差アレルギーを知る前、今年(2020年)の9月30日と10月25日にくしゃみ、鼻水が止まらなかった日がありました。
(私はスマホのアプリで毎日の睡眠時間や体調を記録していたので日を遡ることができました。)
その時は花粉症と思い、常備している点鼻薬を使ったりして凌いでいました。
ちなみに私はスギ、ヒノキ科、イネ科、ブタクサ(キク科)といった主な花粉症のいずれにもアレルギーを持っていることを血液検査などからわかっており、イネ科やブタクサは秋に飛散するため、秋でも花粉症の症状が出ることがあります。

ですが、実はこの9月30日と10月25日にはあまり花粉は飛んでいなかったようなのです。
「なんでこんなに鼻水止まらへんねん」と不思議に思っていたところ、少しして冒頭のテレビで寒暖差アレルギーのことを知り、「これか!」と合点がいきました。

寒暖差アレルギーとは

寒暖差アレルギーというものは、1日の中で7度以上の気温差が生じると起きやすいようです。
大きな気温差が引き金となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで発症するようです。
調べてみると、私の暮らす大阪の最低気温と最高気温の差は、症状が出た9月30日で8度、10月25日で9度あり、いずれも7度以上という条件に合致します。
また、いずれも最低気温がその週に入り急激に低下した時期でもありました。

過去の症状も思い出してみると、急激に寒くなった季節の変わり目に同様な症状になっていたような気がします。
なお、今年の秋は急に寒くなったり、逆に急に気温が上がったりという日がありましたが、私自身は寒くなるときに症状が出る一方、暖かくなるときには症状は全く出ませんでした。

私の対策

寒暖差アレルギーについては、知らなかったという方も多いかと思います。
私のように、花粉症と思っていたら実は寒暖差アレルギーかもという方や、花粉症でないのに季節の変わり目に花粉症のような症状が出る方もおられると思います。

寒暖差アレルギーの存在を知ったことで私自身は少し対策が取れるようになりました。
寒暖差アレルギーには衣服で温度差を調整することが有効とされていますが、寒さに対して過敏に反応が出る私は、普段以上に暖かい格好をするようにしました。
例えば、ロンTで症状が出たら翌日は薄手のニットにしてみる、ニットを着ていて症状が出たら翌日はマフラーを足してみる、といった具合です。
天気予報で1日の温度差を把握しておき、急激な温度変化が予想される場合は、カーディガンやマフラーなどを常備しておくのもいいでしょう。

1日の中での気温変化が大きくなりそうであれば、普段より暖かい服装を

その他の対策

上記で紹介した私の対策の他、一般的な対策を紹介いたします。

寒暖差アレルギーは、「アレルギー」という名前が付いていますが、その原因の1つは自律神経の乱れにあるようです。
そのため、自律神経を整える生活を心がけるのがよいでしょう。

自律神経を整えるための毎日の取り組みは以下のようなものです。

  • 起床時に日光を浴びる
  • 栄養バランスのとれた食事を三食とる
  • 軽い運動を行う
  • シャワーではなく湯船につかる
  • 就寝前にスマホを見ないなどし、睡眠の質をあげる

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

体調不良の原因に関しては、ご自身でもその理由がわからずにどうしていいかわからない時もあるかと思います。
ですが理由をきっちりと把握しておくことで対策をとることもできます。

寒暖差アレルギーの存在を知らなかった方や、対策を講じたいと思われていた方にとって、本稿が参考になれば幸いです。







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