【対策も紹介】マスクによる様々な体調不良。頭痛などの原因は酸欠や耳の刺激

体調
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筆者はコロナ禍において原因不明の体調不良が続く時期がありました。
頭痛めまい吐き気が頻繁に起こり、ひどいときは月に数回の嘔吐に至りました。

会社で仕事をしていると昼過ぎから夕方にかけて体調が悪くなり、帰宅するころにはぐったりしていることが頻発しました。
原因がわからず、自宅でのテレワーク時には快調だったため「会社へのストレス?」とも思いましたが、よくよく考えると「長時間のマスク着用のせい?」と気付きました。

なかなかマスクを外すことのできないご時世で筆者のように原因不明の体調不良に陥っている方もおられるのではないでしょうか。

本稿では、マスク着用における様々な不調の原因と対策を解説しています。
「こうすれば快調にすごせた」という筆者の経験もお伝えしますので、参考になれば幸いです。
また、ご自身が体調不良にならない方でも、常時マスクをできない方に対する理解を深めていただければと思います。

□本稿の対象読者
・コロナ禍において原因不明の体調不良が続いている方
・マスク着用による体調不良への対策を知りたい方
・周囲に常時マスクを着用してくれない人がいて「?」と思われている方

マスク着用による体調不良

マスクを長時間着用していることにより起こる体調不良には以下のようなものがあります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 筋肉のコリ
  • 肌トラブル

筆者自身はこのうち、筋肉のコリを除く4つを経験しています。
マスクを毎日長時間にわたり着用していることで、口まわりの肌荒れやニキビに悩まされている方は多いのではないでしょうか。

いずれの不調もマスク着用に起因している可能性は十分考えられますので、以下ではその原因と対策を解説していきます。

酸欠と二酸化炭素過多

概要

頭痛やめまい、吐き気の原因の一つとしては、マスク着用による「酸素不足と二酸化炭素の過多」が考えられます。

常にマスクを着用することで「息がしづらい」と感じている方も多いかと思います。
マスクをしていると、当然マスク内は自分の息がこもり、マスクをしていないときよりも新鮮な空気を吸いにくくなります。
息のしづらさはマスク内が酸欠状態になるだけでなく、自分が吐いた息を多く吸うことによる二酸化炭素の過多も引き起こします。

マスク着用時の呼吸により、酸素が少なく二酸化炭素の多い空気が脳に送り込まれることになります。
その結果、脳に空気を送り込む血管が通常よりも拡張し、その影響が頭痛などの体調不良につながります

酸欠、二酸化炭素過多への対策

酸欠および二酸化炭素過多が原因の場合は、ときどきマスクを外して新鮮な空気を取り入れることが対策の一つです。
1時間に1,2分でも体内の二酸化炭素濃度の改善につながるようです。

ロア
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少しの時間でもマスクを外せばかなり呼吸がラクになりますよね。

もし職場などで「人との距離を保ちにくい」、「まわりの目が気になる」という方は、トイレの個室にこもったりしてマスクを外してもいいでしょう。

また、感染予防効果が十分にあり、通気性に優れたマスクをつけるのも有効です。
息のあがるスポーツシーンに合わせた製品もあるため、そのようなマスクを試されてみてはいかがでしょうか。

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耳への刺激

概要

長時間マスクをかけていることによる耳への刺激が影響するケースもあります。

ロア
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筆者自身はこの影響が大きかったと感じています。

単純にマスクのゴムが接触する部分が痛くなるだけでなく、人によってはその刺激がこめかみやアゴの筋肉への負担につながります。

また、耳への刺激が肩こりや首のコリにつながり、頭痛を引き起こすこともあります。
これは、耳への刺激がこめかみやアゴの筋肉に負担をかけ、そこから首の大きな筋肉への負荷につながった結果です。

筆者の場合はマスクのサイズが合っていないことによる耳への刺激に加え、前述の酸欠や二酸化炭素過多も複合的に影響して体調不良につながったと感じています。

耳の刺激への対策

耳への刺激が体調不良の原因となる場合は、以下のように耳への刺激を抑制できるマスクを選ぶことをおすすめします。

  • 耳ヒモの広いものを選ぶ
  • 少し大きめのマスクを選ぶ

不織布マスクは感染防止効果が高いとされていますが、耳にかけるヒモが細いゴムになっているものが一般的です。
細いヒモだと耳まわりへの接触面積が小さく、集中的に負荷がかかってしまいます。
そのため、できるだけ耳への接触面積が大きく、負荷が分散されるものを選ぶのがよいでしょう。

また、マスクのサイズが小さすぎるために、耳に大きな負荷がかかることも考えられます。
マスクが少しきついとお感じの方は、普段より大きめのマスクを選ぶことで、耳の負担軽減につながります。

ロア
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Lサイズのマスクは店頭での取り扱いが少ないのでネットでの購入をおすすめします。

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表情筋が動かないことも悪影響

概要

マスクをしていることにより普段よりも表情筋が動かないことも身体の不調につながります。

マスクをしていると表情が周囲に見えず、女性であれば化粧が崩れることも気になり、普段よりも表情の変化による感情表現が乏しくなるはずです。
マスクをしていることに加え、コロナ禍という環境もあり、口を大きく開けることもなく、話をするときでも普段以上に口が動いていないのではないでしょうか。

無表情で口を動かさないことはアゴの筋肉のコリの原因になります。
結果的に肩こりや首のコリにもつながっていきます。

加えて、顔全体の表情筋を動かさないことが長期間にわたると、以下のようなデメリットを引き起こします。

  • しわやたるみが増える
  • しゃべりづらくなる
  • 笑う機会が減り精神的にもマイナス

表情筋は皮膚を骨につなげ、支える役目があります。
そのため、表情筋が衰えると皮膚を支える力が弱まり、しわやたるみにつながります。

また、口やアゴの筋肉が衰えると滑舌が悪くなる、話を噛んでしまうなど、会話への影響も及ぼします。

加えて、人間は他の動物に比べて喜怒哀楽が豊かで、表情がメンタルに及ぼす影響も非常に大きいです。
ホルモンの影響ですが、笑っているだけで幸せな気持ちになったりリラックスできたりするものです。
マスクをつけて表情が乏しくなると笑う機会も減り、このご時世でただでさえストレスを感じているメンタルをさらに落ち込ませることになります。

ロア
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一人暮らしの方など、マスクを外し、リラックスして会話する機会の少ない方は特に要注意ですね。

表情筋への対策

表情筋が動かないことに対しては、意識的に表情筋を動かす必要があります。
マスクをしているとどうしても表情が動きづらいので、家の中など、マスクを外せる環境で行うのがよいでしょう。

特に、一人暮らしでマスクを外して会話する相手がいないという方は、表情筋を動かす体操などが必要になってきます。
「面倒だな」と思う方もおられるでしょうが、いつまで続くかわからないこの状況を考えると、普段の習慣として行っていくのがよいかもしれません。

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肌トラブルも

概要

マスクが原因で起こる不調でもっともわかりやすいのがお肌のトラブルではないでしょうか。
マスクをつけていることで口のまわりだけ肌荒れがひどいという方も多いでしょう。

マスクが肌トラブルを引き起こす原因としては以下のようなことが考えられます。

・息がこもることによるムレ
・マスクを外した際の急激な乾燥
・肌とマスクとの摩擦
・マスクの素材(繊維)による刺激

真っ先に考えられるのはマスク内に呼吸がこもることによるムレ
マスク内は温度、湿度ともに高く、サウナのような状態で汗や皮脂が増加します。
そして雑菌も増殖し、ニキビなどの肌荒れにつながります。

また、ムレるのとは反対に乾燥が肌荒れを引き起こすこともあります。
マスクの中は常にサウナ状態ですが、マスクを外した瞬間にマスク内の湿気が一気に蒸発し、肌の水分も一緒に失われることで、結果的に肌が乾燥することになります。

敏感肌の方であれば肌にマスクが触れることが原因で肌トラブルが起こるケースもあります。
原因としては肌とマスクが触れることによる摩擦の影響やマスクの素材が肌に合わないことによる刺激。
マスクではありませんが、筆者の知人の美容師でビニール手袋を口で膨らませる機会が多いために、口まわりが荒れるという方もおられました。
人によっては素材による肌への影響も考えられるため、マスクを変えたことなどがきっかけで肌荒れが起きた方はこのことが原因かもしれません。

肌トラブルへの対策

ムレや乾燥が肌トラブルの原因となっている方は、マスクをつけている以上、マスクの着用方法などで改善することは難しいです。
そのため、対策としては普段以上にスキンケアが重要です。

マスク着用が続いた帰宅後すぐに化粧をおとして洗顔し、肌の汚れや皮脂を落とすことが大切です。

洗顔後のスキンケアによる保湿ケアも必要です。
マスク着用によるムレや乾燥でバリア機能が低下しているため、低刺激のスキンケア商品を選ぶことが重要です。

スキンケアで気をつける必要があるのは洗顔料や化粧水の付け方。
一般的に言われることですが、汚れをおとそうとゴシゴシと洗顔したり、化粧水や乳液を強くすりこみすぎると肌を傷つけることになります。
洗顔は十分にあわ立てて丁寧に、スキンケアは手やコットンで優しくおさえこむようにするようにしましょう。

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また、マスクによる摩擦で肌が赤くなったりする方はマスクと触れる部分にワセリンなどの肌への刺激をやわらげるものを利用するのがよいでしょう。

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マスクの素材が合わずに肌が荒れるという方はご自身にあったマスクをつけるようにしましょう。
いくつかのマスクを試してみる必要がありますが、肌に合わないマスクをつけ続けることを考えれば、必要な出費ではないでしょうか。

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マスクをつけられない人への理解

このご時世では、マスクをつけていない人が悪人のように見られてしまうこともあります。
電車内などの公共空間だけでなく、会社内などでも「あいつ席にいるときマスクしてないねん」とあたかも犯罪をおかしたように噂されることもあるかもしれません。

多くの方は不自由なくマスクをつけて生活できるのかもしれません。
ですが、マスクを長時間つけ続けることが難しい人がいるということにも目を向けていただければと思います。

当然、会話をしたり、近くに人がいるシーンであれば、感染防止やマナーといった意味でマスクをつけることは必要です。
そのようなマナーや感染防止のルールを守りながら、感染させる恐れの少ない空間などでマスクを外している人がいるのには寛容になっていただければと幸いです。

直接理由も聞かずに影で不満を言ったり、一方的に責め立てたりというのは控えてあげてほしいと思います。

おわりに

コロナ禍において原因不明な体調不良に苛まれている方、マスク着用が原因とわかっていても対策がわからない方にとって本稿が参考になれば幸いです。

また、体調不良が原因でマスクを頻繁に外す人は、それなりの罪悪感を持っていると思います。
筆者自身、まわりの目が少し気になったり、「あまり良く思われてないだろうな」と思いながら、1時間に数分はマスクを外しています。
まわりにマスクを頻繁に外す人がおられる方は一方的に目くじらを立てずに、「何か理由があるのかも」と少し寛容に考えていただけるとありがたいです。





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