日々の健康のために大切なのが適度な運動、十分な睡眠、そして栄養たっぷりの食事です。
筆者は、ある書籍に大きな影響を受け、食材選びの方法が大きく変わりました。
現代の生活では当たり前になっていることが、栄養をとる上での疑問につながり、どこで食材を買うべきかを見直しました。
せっかく栄養をとるために野菜を意識して食べているのに、実は十分な栄養がとれていない恐れもあります。
この記事では、普段の食事でとれる栄養を格段に向上させる工夫を紹介しています。
言われてみれば当たり前のことですが、現代ではそのポイントに気づきにくいため、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の対象読者
・日々の食事から十分な栄養をとりたい方
・おいしい野菜、果物を毎日食べたい方
・栄養たくさんの野菜をコスパよく食べたい方
あなたの食べてる野菜、果物は旬ですか?
現代社会では、農業も整備化され、年中さまざまな野菜や果物を食べることができます。
ビニールハウスなどを使って温度管理され、あなた自身も冬にトマトやキュウリが売っていることに疑問をもつこともなく、食べているのではないでしょうか。
ですが、これは野菜や果物の成長からすれば、とても不自然なことです。
例えば、低温が苦手なトマトを秋や冬に育てて販売することは、ビニールハウスなどの人工的な環境がなければ、あり得ないことです。
一方で、自然環境ですくすくと育ち、旬を迎えた野菜や果物はおいしく、栄養価が高く、かつ収穫量も多いため、安価に購入できます。
旬ではない野菜や果物がスーパーにいつでも並び、ファミレスなどではいつでも同じメニューが食べれる。
現代社会ではこのことに疑問を抱く人は少なく、あなた自身も、レシピを決めてからスーパーに買い物に行くことも多いのではないでしょうか。
その結果、旬ではない野菜を購入してしまう。
半分くらい、旬じゃない野菜になっていませんか?
旬ではない野菜や果物は、旬のものに比べて味がおち、栄養素も低く、かつ高価なものが多いので、食べたい料理は食べれますが、それ以外のメリットはありません。
言われてみれば当たり前のことですが、大型スーパーで買い物をしていると、夏野菜や冬野菜が年中売られている日常に違和感を感じなくなってしまいますよね。
筆者は毎日の食事の大切さに、以下の書籍「超ミニマル・ライフ」で改めて気付かされました。
暮らしを見直すきっかけをたくさん与えてくれる一冊ですので、気になる方はチェックしてみてください。
旬の野菜、果物は栄養満点なうえに安い!
先にも述べたように、旬を迎えた野菜や果物はおいしく、栄養価が高く、かつ集荷量も多いため、安価に購入できます。
筆者は毎週、地元の生産者さんが作った野菜や果物を取り扱うお店と、大手スーパーに買い出しに行きます。
野菜や果物は地元の生産者さんが作ったもの、それ以外はスーパーで購入します。
地元のお店で野菜や果物を購入したあとにスーパーに行くと、価格の違いに驚きます。
旬の時期であれば、スーパーなら1/4カットのカボチャが200円程度するところ、地元の生産者さんが作ったものであれば1玉400円で購入することができます。
また、スーパーではあまり見られない野菜もたくさん売っており、「これでどんな料理ができるのかな」と、さまざまな旬の食材を口にすることができます。
結果的に、野菜を食べる量が多くなり、健康的な食生活につながります。
筆者の家庭では、例えばニンジンなら週に2本程度だったのが、地元のお店に行くようになってからは週に6本程度食べるようになりました。
しかも、旬の野菜、果物しか取り扱っていないので、何を買ってもおいしい!
特に果物は、甘さがまったく違うので、旬のものを買うことにメリットしかありません。
季節の食材へのありがたみも増します!
ちなみにアレルギー体質にお悩みの方は、オーガニックの野菜を意識するのとともに、グルテンフリーに挑戦してみるのも有効です。
消費者庁の調査では、アレルギーを引き起こしやすい食材の第4位に小麦がランクイン。
パンやパスタ、うどんなど、毎日の食生活に欠かせない小麦製品ですが、少しでも摂取量を減らせば、さまざまなメリットが得られます。
グルテンフリーで得られるメリットなどは、以下の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
旬の野菜、果物はここで買おう!
旬の野菜を買うのに一番おすすめなのは朝市です。
筆者の地域では、近隣地域の農家さんが作った野菜など、新鮮なものが大量に卸されている場所があります。
家から行ける朝市に休日に行き、1週間分の野菜を大量に買ってしまいましょう。
朝市に行くようになってまず驚くのが値段の違い。
夏場であれば、スーパーで買うと200円近くする大きなゴーヤが100円や90円で購入できました。
里芋も「これだけ入って90円!」と、スーパーでの買い物と比べると、信じられない価格で販売されています。
農家さんがオススメの調理法を教えてくれることも!
また、一般には集配のために葉がおとされる大根も、葉っぱ付きで売られています。
大根の葉っぱは、筆者の家庭ではふりかけを作ったり、みそ汁の具にしたりと、大活躍してくれます。
手作りふりかけは、化学調味料や塩分の多い市販のふりかけと比べて健康的で、大量に作れるので子どもたちもバクバク食べてくれます。
通いやすい朝市が近くにないという方は、新鮮な野菜が購入できるネット通販を利用してみましょう。
本稿で紹介している「超ミニマル・ライフ」では、オーガニックで新鮮な野菜が購入できる以下のような通販サイトも紹介されているので、気になる方はぜひ試してみてください。
・らでぃっしゅぼーや
・大地を守る会
・イケベジ
・ハミングバード
・ココシーズンズ
買った野菜からレシピを決める!
この写真は、筆者の家庭で買った1週間分の野菜や果物です。
気になったおいしそうな野菜を毎週大量に購入しています。
旬の野菜をたくさん食べるコツとしては、レシピを決めて買い物に行くのではなく、買った野菜からレシピを決めること。
とにかく食べてみたい旬の野菜をたくさん購入し、それで何が作れるかなと考えてみましょう。
また、余ってしまった野菜はみそ汁の具にしてしまいましょう。
たいていの野菜は、みそ汁に入れてしまえば、おいしく食べることができます。
発酵食品である味噌は、それ自体が栄養満点。
みそ汁を食べる習慣がある人は、ガンの発症率が低いなど、さまざまな効果が研究で確認されています。
そこに残り物の野菜を入れれば、栄養満点の具沢山みそ汁のできあがりです。
とにかく野菜を買って、買った野菜からレシピを決めるという方法なら、普段は買わない旬の野菜を買うことも増えます。
筆者の家庭では、今まで買うことのなかったケールやわさび菜がお気に入りですが、今ではネットでさまざまなレシピをチェックすることができます。
普段買わない野菜でも、カンタンでおいしいレシピも発見できますので、ぜひ試してみてください。
なお、体調管理を気にされるのであれば、ヨーグルトを食べる習慣もめちゃくちゃ効果的です。
筆者の家庭では、ヨーグルトメーカーでR-1ヨーグルトを増産し、家族全員、毎朝食べるようになってから、体調不良になることが激減しました。
ヨーグルトメーカーは数千円で購入できてコスパ最高ですので、気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
おわりに
筆者の家庭では、今回紹介した書籍を参考に、食生活を見直した結果、生活が一変しました。
自信をもって「我が家は野菜をたくさん食べている」と感じるようになりました。
レシピを先に決めてスーパーに行ってしまうと、買う野菜が旬かどうかは、あまり気にしませんよね。
現代社会では、旬じゃない野菜もいつでも売られているからです。
ですが、野菜の成長や自然の気候を考えれば不自然なことで、栄養価が低下してしまうことは当たり前のことです。
まずは、旬の野菜を大量に、リーズナブルに買える場所がないかを探し、買った野菜からレシピを考えるという習慣を作ってみましょう。
食生活が一変すること、間違いなしです!