身近に植物があるといいことばかりだと思いませんか？
植物の緑はリラックスや癒しの効果を与えてくれますし、風水上の運気アップにつながるものもあります。
また、NASAの研究によると、観葉植物には空気清浄の効果もあり、お部屋に置くだけで空気中の有害物質の除去につながるというのです。
ですが、いざご自身のまわりに観葉植物を置こうと思うと「すぐに枯らしてしまいそう」、「頻繁な水やりとか面倒だな」と思ってしまい、なかなかお部屋に置けずにいる方も多いのではないでしょうか。
本稿では、数年前まで植物の世話なんか全くしたことがなかった筆者が実際に育ててみて「これは初心者でも育てやすいな」と実感した観葉植物を3つ紹介させていただきます。
100均で買える植物もあるので、これをきっかけにお部屋や職場のデスクの環境改善に取り入れてみてはいかがでしょうか。
・インテリアに観葉植物を置きたいけどあまり手間をかけたくない方
植物に興味を持つと
そもそも私が植物に興味を持ったのは、身の回りで悪いことが続き、「運気が下がってる？」と風水を気にしたのがきっかけです。
最初は風水で運気を上げるための方法として自宅や会社のデスクに観葉植物を置くようになったのですが、購入時に様々な植物を見ていく中で、「なんでこんな形をしてるんだ？」と、その姿形に惹かれていったのです。
植物に興味を持つと、街中の様々なお店で販売されていることに気づきました。
雑貨屋さんでも観葉植物が取り扱われていますし、アパレルショップでも置いているお店もあります。
お店で観葉植物を見かけるたびに「おっ」と思って少しハッピーな気持ちになれますし、普段のお買い物が今まで以上に楽しくなりました。
初心者は小さなものから
観葉植物の大きさは、植木鉢の大きさで表されます。
植木鉢は「号」という単位で大きさが表現され、1号は植木鉢の直径3cmを意味します。
お店で販売されている鉢であれば2.5号（直径7.5cm）くらいの大きさからおしゃれなデザインのものも多く販売されており、植物もその程度のサイズものであれば数百円から販売されており、手が出しやすいかと思います。
また、土の量も少ないため、土が乾いたことが把握しやすく、水やりのタイミングもつかみやすいため、初心者の方はまず2.5号〜3.5号くらいのサイズのものを探されるのが良いかと思います。
コーヒーの木
ではここから、初心者の方でもお世話のしやすい観葉植物をご紹介いたします。
最初に紹介するのは「コーヒーの木」。
コーヒー豆がとれる木ですが、観葉植物としても人気が高いです。
上手に育てれば、ぐんぐんと伸びていき、葉っぱの数も増えていきます。
「一緒に休みましょう」という、癒しを求めるのにぴったりな花言葉をもっています。
耐陰性が低いため、室内で育てる場合は日当たりの良い場所に置くようにしてください。
寒さに弱く、冬を越すのに注意が必要とされていますが、私は室内で特に問題もなく2,3年、元気に育っています。
水やりは夏場は1週間に1回程度、冬場は2,3週間に1回程度、土の表面が乾いたら、鉢の下から水が出てくるくらいにたっぷりあげてください。
コーヒーの木が初心者の方にもおすすめできる理由は、水不足がわかりやすいからです。
下の写真のように葉っぱがしおれてくると水不足のサインです。
前述のペースで水をやっていれば問題ありませんが、下の写真のようにしおれてきてから水をあげても半日程度で元気になります。
パキラ
次にご紹介するのは「パキラ」。
小さなものであればダイソーなどの百均でも取り扱われているので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
通称Money Tree（お金の木）とも呼ばれ、風水上、仕事運や金運を運んでくれるようです。
また、花言葉としては「快活」、「勝利」といった意味を持ちます。
コーヒーの木と同様に、室内で育てる場合は日当たりがよく、風通しのよい場所を選びましょう。
こちらも寒さに弱いため、冬超えに注意が必要とされていますが、私は室内で特に問題もなく元気に育っています。
なお、私は過去に玄関に観葉植物を置きたくてパキラを置きましたが、日当たりが悪いために枯らしてしまいました。
これから購入される方は、明るい場所を必ず選んでください。
水やりもコーヒーの木と同等で、夏場は1週間に1回程度、冬場は2,3週間に1回程度、土の表面が乾いたら、鉢の下から水が出てくるくらいにたっぷりあげてください。
ちなみに百均でも取り扱われていますが、サイズによって値段が当然異なりまし、樹形も様々です。
私は以前にすごく樹形のかっこいいパキラをお店で見つけたのですが、値段が若干高かったことから購入を数日悩んでいるうちに別の方に購入されてしまい、とても後悔した経験があります。
同じ樹形のものは2つとないので、気に入ったものはその場で購入することをおすすめします。
環境の良い場所で育てればどんどん葉っぱを増やしていき、成長を感じやすいので、初心者の方にもおすすめです。
ウンベラータ
最後に紹介するのは、「夫婦愛」、「永久の幸せ」、「すこやか」といった素敵な花言葉をもつ「ウンベラータ」です。
この花言葉を聞くだけでも購入したくなりますね。
我が家も「夫婦愛」という花言葉を知り妻が「おうちに置きたい！」と言ったのがきっかけで購入しました。
葉っぱがハートの形をしており、非常に愛着のわく姿をしています。
コーヒーの木やパキラと同様に、日当たりがよく、風通しのよい場所を選びましょう。
寒さにはあまり強くありませんが、暖かい室内であれば、冬場でも成長します。
実際、我が家のウンベラータは冬場でも新しい葉っぱが出てきています。
こちらも夏場は1週間に1回程度、冬場は2,3週間に1回程度、土の表面が乾いたら、鉢の下から水が出てくるくらいにたっぷり水をあげてください。
コーヒーの木と同様に、下の写真のように葉っぱがしおれてくると水不足のサインです。
こちらも前述のペースで水をやっていれば問題ありませんが、しおれてきてから水をあげても半日程度で元気になります。
観葉植物を楽しむために
観葉植物を買いはじめると、鉢にもこだわりたくなってしまいますし、鉢をこだわることでより愛着が湧きます。
鉢はデザインや色も様々なものがあり、お部屋の雰囲気や個人の好みをより反映させることができます。
私はモノクロのものを好んでよく購入しますが、カラフルなものも多いので、鉢の選び方でお部屋の雰囲気に合わせることも、雰囲気を変えることもできます。
注意したいのは
観葉植物を枯らせてしまう原因として、水やりを面倒臭がったことでの「水不足」が真っ先に思い浮かびます。
しかし、それ以上に注意が必要なのが水のやり過ぎによる「根腐れ」。
葉っぱに元気がない場合、「水が足りないのかな？」と思って水をあげてしまいがちです。
ですが実は水やりの頻度が多かったりで、根腐れをしている場合が非常に多いです。
私もこれで何度か植物を枯らせてしまいました……。
「水不足」と「根腐れ」を見分ける方法は、元気のない葉っぱの位置！
植物が健康であれば、栄養は上へ上へ送られ、上の葉っぱが元気に育ちます。
そのため、「水不足」であれば下のほうの葉っぱが元気がなくなってきます。
一方、「根腐れ」であれば、上の葉っぱから元気がなくなっていきます。
健全な栄養伝達ができていない証拠ですね。
その場合は、一旦水やりを控え、様子を見るようにしましょう。
また、風通しの悪い場所に置いていると、土にカビが生えることもありますので、置き場所には極力風通しの良い場所を選びましょう。
加えて、植物はエアコンの風を嫌うので、エアコンの風が直接あたる場所は避けましょう。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
観葉植物は数百円から購入でき、成長を楽しめるため、趣味としてもおすすめです。
観葉植物が気になりだすと、案外いろんなお店で売っていて、見ているだけでも楽しむことができます。
穏やかな生活のために、暮らしに植物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
