結婚式を挙げたくないと思ってる彼氏へ。挙式、披露宴はやって損はない!

結婚、夫婦
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私は24歳で結婚しましたが、当時は結婚式を挙げるのが少しだけ億劫でした。
妻との結婚を決めた時点で「結婚式するんだろうな」とは思っていましたが、もともと人前に立つのが苦手だった私は「挨拶とか大丈夫かな」とか「しないならしないでいいけどな」とか考えていました。

結婚を決意した男性の中には、私のような考えの方も案外多いのではないでしょうか。

ただ、私はこれまでお世話になった方々をおもてなししたい気持ちや、何よりも妻が喜ぶだろうという思いから、挙式および披露宴を挙げることを決意しました。

結果的には「やってよかった!」「最高の思い出になった!」と思えました。

このご時世、結婚式の形態も様々かとは思いますが、「結婚式やりたくないな」、「人前に立つのなんてイヤだな」と思っている男性は、本稿を読んで少しでも前向きに考えていただければと幸いです。
また彼氏が結婚式に前向きでない女性も、本稿を読んで彼氏に「結婚式って男性にとってもいいみたいだよ」と伝えてみてはいかがでしょうか。

□本稿の対象読者
・彼女のために結婚式を挙げたいけどあまり気が乗らない男性
・人前に立つのが苦手で結婚式に抵抗を感じている男性
・彼氏に結婚式に前向きになってほしい女性

式場選びの注意点

本題に入る前に、まずは最高の結婚式にするための式場選びのポイントを私の経験からお伝えします。

結婚式を挙げることが決まると、特に女性は式場選びに心が高ぶるのだと思います。
私たち夫婦も、私がプロポーズした当日にゼクシーを買いに行き、週末には会場の見学にも行きました。

私たちはいくつかの式場を数日かけて見学し、スタッフの方の印象や費用、食事、立地条件なども全て納得できる場所が見つかったため、その式場に決めました。
結婚式専門の式場でスタッフの方の印象が非常に良く、式を終えるまで一切ストレスを感じることなく対応いただくことができました。

これから式場選びをされる方に注意いただきたいのは「焦って決めない」ということと「スタッフさんの対応」を重視していただきたいということです。

様々な式場の見学に行くと「今日決めていただければ○○万円お安くしますよ」といったセリフで決断を迫られるケースもあります。
当時20代前半で知人の結婚式などへの出席経験も少なく、そこまで貯蓄もなかった私たち夫婦は、この誘い文句にのせられそうになりました。
営業をされている方の話などを聞くと、そういった誘い文句はお客さんを見て使い分けられるようですね。
たぶん若い夫婦で足元を見られていたのかもしれません。

結局その式場はお断りしたのですが、このようなセリフを言われると冷静な判断ができなくなる方もおられると思います。
事前に「こういうことを言われるかも」と心づもりして見学に行くことで、落ち着いて判断できるでしょう。
なお、スタッフの方がこのような営業文句を使われる式場が悪い式場と言っているわけではありません。
十分に納得されたのであれば、即決されても問題ありません。

また、私たち夫婦は結婚式に特化しており安心できるとの思いから、結婚式専門の式場を選びました。
会社の上司なども呼ぶ関係から、ホテルとの二択で迷った末に決断した形です。
ゲストハウスやレストランはカジュアルすぎるかなとの印象から、選択肢にありませんでした。
ゲストのメンバーなどを考えて式場の雰囲気は選択されれば良いと思いますが、ゲストからの印象を式場以上に左右するのはスタッフの方の対応だと思います。
「式場の雰囲気は好きだけどスタッフが….」という式場は、当日のゲストのおもてなしなども考えるとパスすべきでしょう。
スタッフの対応がイマイチだと、当日にたどり着くまでも何かと苦労するでしょうし、当日も不安を抱えて式を迎えなければならないかもしれません。

会場選びは雰囲気はもちろんのこと、スタッフさんの対応も重視しましょう

挙式、披露宴までの道のり

会場が決まると次は衣装や食事、引き出物や式当日の音楽など、様々なことを決めていかなければいけません。

結婚式のことだけでなく、その後の夫婦生活のことを考えても、これらのことは奥さんに任せっきりにせず、男性側も積極的に関わるべきでしょう。
式当日までは、いつまでに何を決めなければいけないというノルマが多々あるため、夫婦で協力し合って決めていければ絆が深まります。
逆に奥さんに任せっきりになると、奥さんは不満を募らせるかもしれませんし、旦那さんも引き出物を把握できていなかったりするかもしれません。
そこで奥さんに対し「なんでこんな引き出物にしたの?」とでも言おうものなら夫婦関係に早々に傷が入ってしまうでしょう。

また、夫婦でともに作業する中でも、意見が対立することがあれば、奥さんの意見を尊重してあげてほしいところです。
結婚式というのは、やはりウェディングドレスや白無垢などを着る女性の晴れ舞台でしょう。
男性にとっても人生の一大イベントには違いありませんが、ここはやはり奥さんのためを思って、相手の意見を尊重してはいかがでしょうか。
私の場合も、「こんな音楽使いたいな」とか思いましたが、結果的には妻の意見をベースに決めていき、特に夫婦間でもめることもありませんでした。

また、ここでも式場のスタッフさんが信頼できる方であれば、気軽に相談もできますし、経験豊富なため、貴重なアドバイスをくださったりもします。

積極的に関わりつつも、大事なところでは奥さんを尊重するのが上手くいく秘訣かもしれません

式当日の心境

私の場合、式当日は非常に緊張していたことを鮮明に覚えています。
頭の中では「最後に挨拶せなあかんのか….」という人前に立つのが苦手なためのプレッシャーが常にありました。

当日は挙式から始まりますが、私は人生で一番緊張しました。
挙式は新郎が先に1人で入場しますが、入場と同時に目の前が真っ白になり、あまりよく見えないまま所定の位置まで歩いていました。
参列者にあとから聞くと「全然普通やったで」と言われましたが、自分的には全く普通ではありませんでした。
その後、妻がお義父さんと入場してからは、少し緊張も和らぎ、無事に挙式を終えることができましたが、あの緊張は今でも忘れられません。

その後、親族での写真撮影などを済ませ、披露宴です。
披露宴が始まると「いよいよ挨拶が近づいてきた」との思いから、せっかくの料理をあまり口にできませんでした。
ただただゲストの方が注いでくれるビールばかりを飲んでいた記憶があります。

そして最後の挨拶を迎えましたが、なんとか噛むこともなく、無事に済ませることができました。
緊張していたわりには「上手くできてよかった」と思えました。

ちなみに新郎でメモを見ながら挨拶をされる方をお見かけしますが、やはり格好のいいものではありません。
万が一のためにメモを忍ばせておくのはよいですが、披露宴の締めくくりでもありますので、極力頭に入れてお話しするのがよいでしょう。



結婚式を挙げるべきか

ようやくここで本題です。

結婚式に対する考え方は、人それぞれ、夫婦それぞれかと思います。
夫婦お互いが納得して「別に挙げなくてもいい」と思っているのであれば、無理に行う必要はないでしょう。

ただし、女性側がやりたいと思っているのであれば、男性側は同調してあげてほしいところです。
奥さんのためにというのもありますが、奥さんを育ててくださったご家族や、一緒に生活してきた友人に感謝の気持ちを伝える場でもありますので、前向きに検討してあげてほしいものです。

また、男性の親御さんにとっても、式を挙げるというのは非常に嬉しいことではないでしょうか。
晴れ姿を見せるという親孝行としても、結婚式は素敵なイベントだと思います。

30を過ぎて私が感じるのは「親にとって子供が何歳になろうが自分のかわいい子供」だということ。
当然、様々なご家庭の環境があるでしょうが、多くの親御さんが自分の子供を愛おしく思っているはずです。
そんな親御さんに喜んでもらえると思えば、より一層、式を挙げてもいいかなと思えるのではないでしょうか。

なお、一般人であれば、結婚式ほど皆さんからお祝いされ、注目され、カメラを向けられることはないでしょう。
自分たちのお祝いにこんなに集まってくれたんだという感謝の気持ちが溢れる場でもあります。
そういう経験をできるという意味でも、式を挙げてみてもいいのではないでしょうか。

自分が目立つ場ではなく、ゲストの皆さんに感謝を伝える場と考えると気が楽になるかもしれません

おわりに

さて、ここまで記してきた要点をまとめると以下のとおりです。

  • 式場は焦って決めない。条件や雰囲気など納得がいくまで見学を繰り返す方が良い。
  • 式場選びで重視すべきはスタッフさんの対応。新郎新婦にとってもゲストにとっても、式の準備も当日も、スタッフさんの対応が大切です。
  • 夫婦間で意見が対立したときは、奥さんの意見を尊重してあげて!
  • 奥さん、奥さんのご家族、ご自身の親族のためにも、結婚式を挙げる意味はあるはずです。感謝を伝える場として前向きに考えてはいかがでしょうか。

最初はノリ気でなくても、結果的には「やってよかった」と思えるはずです。
結婚式に対して後ろ向きな感情のある男性は、これ機に考え直されてはいかがでしょうか。








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