フランス発祥のアウトドアブランド「SALOMON (サロモン)」。
スキーなどのウィンタースポーツ、トレイルランニングなどのアウトドアスポーツの製品を多く生みだす一方、最近はデザイン性の高さや他ブランドとのコラボなども多く、ファッション好きの方にも人気のブランドです。
アウトドアスポーツのブランドだけあって、機能性の高さも魅力です。
最近はオシャレさんにもかなり人気みたいですね。
その反面、日本ではナイキやアディダスなどの有名ブランドに比べるとマイナーなため、人とかぶりにくいというのもポイントですね。
ただし、まだまだ取り扱い店舗が少なく、試着してサイズ感を確認しづらいという点がデメリットとして考えられます。
サロモンのオンラインショップや通販サイトではさまざまなシューズが扱われていますが、なんの根拠もなしに適当にサイズを選ぶのはリスクが高いですよね。
この記事では、サロモンのシューズを複数試着し、実際に愛用している筆者がサイズ選びのポイントを解説します。
サロモンのスニーカーが気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の対象読者
・サロモンのシューズが気になっている人
・サロモンのシューズのサイズ感を知りたい人
サロモンとは
1947年設立の老舗アウトドアブランド
サロモンは1947年創業と、およそ80年もの歴史をもったフランスのアウトドアブランドです。
スキーやスノーボード、トレイルランニングなど、高い機能性が求められるスポーツギアを長年扱っていることから、シューズももちろん高性能。
その反面、機能面を考えると比較的リーズナブルな製品もあり、一足手に入れれば、長く愛用できるコスパの高さも魅力の一つです。
また一方で、近年はコムデギャルソンやメゾンマルジェラとコラボするなど、ファッション界でも存在感を増しつつあります。
サロモンのスニーカーを愛用している海外セレブも多く見られます。
特にXT-6モデルがファッション好きの間でヒットのきっかけとなったようです。
他とは違うカラーリングやデザインが魅力
シューズやアパレルが人気のサロモンですが、その魅力の一つがカラーリングを含めたデザイン性。
他のブランドのランニングシューズだと、定番色や一際明るい色などが一般的。
なかなか気に入った色味がなかったり、特に男性だと好きなカラーがなかったりと、結局定番色に落ち着いてしまうという方も多いのではないでしょうか。
サロモンは他のメーカーと違う色味が魅力の一つです。
サロモンはくすみカラーのものやアクセントカラーの入ったシューズも多く、他ブランドとは違った魅力を感じます。
筆者は普段使い用にブラックをまず購入しましたが、毎週末のランニング用にブルー系のシューズも買おうか迷っており、履き心地のよさから複数ほしくなってしまいます。
ハイテクすぎないちょうどいい感じのデザインも魅力的ですね。
ゴアテックスでこの価格!コスパ最高の一足
筆者の愛用。SUPERCROSS4 GORE-TEX
筆者が購入したのは「SUPERCROSS4 GORE-TEX」。
ゴアテックス素材のランニングシューズながら、14,000円程度で購入でき、コスパはめちゃくちゃ高いと感じています。
筆者は普段使い用の黒スニーカーが欲しかったので、ブラックを購入。
「SUPERCROSS4 GORE-TEX」はサイドに赤のワンポイントがありますが、それ以外はオールブラックのシンプルなデザインです。
サイドには「SALOMON」と「GORE-TEX」の文字。
ちなみにゴアテックスは、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。
防水透湿性からわかるように、雨水などの外からの水は遮断する一方、内部の湿気は外に逃してくれて蒸れないという機能を有しています。
そのため、アウトドア製品などに採用されることも多い素材ですが、同社のブランド料や高い品質基準により、多少お値段が高くなりがち。
サロモンでは、同じシューズでもゴアテックスの有無で製品を分けているケースもあるので、ご自身の使い方や予算に合わせた選択が可能です。
↓ゴアテックスなしなら少しリーズナブルに
想像以上の使い勝手。バランスのとれたデザイン
普段使い用として購入した筆者ですが、思った以上の頻度で履きまくっています。
その理由は、バランスのとれたデザインでいろんな服装に合わせやすいから。
個人的にはシャープなデザインと、高すぎず低すぎずの履き口の高さが気に入っています。
これよりローカットだと足元がシンプルすぎて物足りず、一方、ハイカットだと合わせるパンツが限られてくると感じています。
ローカットとミドルカットの間くらいで、ちょうどいい存在感が出せます。
筆者はワイドやスリム、デニムやスラックスなど、いろんなパンツを履きますが、ブラックを選んだこともあり、どのパンツにも違和感なく馴染んでくれています。
また、サロモンのシューズは通常の靴紐ではなく、QUICKLACEというコードを引っ張るだけで簡単に着脱できる靴紐を採用している点も使い勝手のいい理由の一つ。
QUICKLACEは靴紐がほどける心配もないので、ランニングやトレッキングなどでも活躍することも間違いなしです。
ちなみに「SUPERCROSS4 GORE-TEX」の重さを実測したところ、片足338g。
筆者がジョギングに使っているアシックスのGEL-KAYANOが330g、アディダスのスーパースター(もともとバスケットボールシューズ)が420gだったので、一般的なランニングシューズと同程度ですね。
ランニングにも使用しましたが、重さやクッション性など、ランニングシューズとしての性能もまったく問題ないと感じました。
軽くて履き心地がよく、いろんな服装に合わせやすいため、購入時の想像以上に使い勝手バツグンの一足となっています。
サロモンのサイズ感
ジャストサイズがオススメ
ではいよいよサイズ感について解説していきましょう。
筆者が購入したのは日本サイズで28cm。
これは、筆者が普段、スニーカーやランニングシューズを購入する際のジャストサイズです。
スニーカーの場合、メーカーによっては小さめだったり大きめだったりすることもありますが、サロモンのシューズをいくつか試着したところ、ジャストサイズでいいと判断しました。
そのため、これからサロモンのシューズを購入される方で、ネットで購入するしかないという方は、ジャストサイズでの購入をオススメします。
幅広の人はワイドデザインも選択肢に
ただし、サロモンの公式サイトで靴幅はスタンダードとなっていますが、履いた感じは見た目の印象通り、少しシャープな印象を受けました。
そのため、ご自身の足がかなり幅広とお感じの方であれば、ハーフサイズあげるか、ワイドデザインがあるものをオススメします。
基本的にはジャストサイズで問題ないでしょうが、ワイドデザインが展開されているシューズもあるため、足幅に合うかどうしても心配な方は探してみるのがいいかもしれません。
おわりに。買って後悔のない一足
サロモンのシューズは機能面、デザイン面ともに、買って後悔のない一足となりました。
本来のランニングやトレッキングとしての使用はもちろん、普段使いの一足としても使い勝手はバツグンです。
ゴアテックス素材のシューズを選べば、突然の悪天候もまったく問題なし。
気になってる方は、買って間違いのない一足になりますよ!