ハチ高原THE PARKはこんなとこ!オススメや注意点を解説

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2022年4月にオープンしたキャンプ場「ハチ高原 THE PARK」
新しいキャンプ場ということで気になっている一方、できたばかりで情報が少なくて「どんなとこなの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、オープンから4ヶ月が経過した2022年8月に同キャンプ場を利用した筆者が、オススメポイントや注意点について紹介いたします。
「こんなところにお金がかかったよ」というポイントも紹介しますので、利用を迷っている方はぜひ最後までお付き合いください。
なお、本稿の情報はすべて2022年8月時点のものであることをご了承ください。

ハチ高原THE PARKとは

アクセス

ハチ高原 THE PARKは、スキー場で知られる鉢伏山の中腹、標高800mほどの場所に位置しています。
所在地は「兵庫県養父市丹戸字越中881番1」。
兵庫県の西部、鳥取県との県境の近くになります。

関西方面からお越しの方は、北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICから国道9号線となります。
八鹿氷ノ山ICからは車で30分ほどの道のりで、途中に道の駅やコンビニ、小さなスーパーなどがありました。
鳥取方面からお越しの方も国道9号線を利用することとなります。

出典:THE PARK 公式HP
出典:THE PARK 公式HP

八鹿氷ノ山ICから約30分の道のりの後半は山道となりますが、道幅の狭いところも少なく、大きな車でも問題なく辿り着けます。
山道なので、車酔いしやすいお子さんなどは、酔い止めを飲み忘れないようにご注意ください。
特に帰りは出発したらすぐに山道になるので、早めに酔い止めを飲んでおくことをオススメします。

道なりでは、ミニフレッシュ関宮店が最後のスーパーとなります。
キャンプ中にここまで買い出しにくると、時間としては20分弱、山道を下りきってしまわないといけないので、なかなか面倒です。
2022年8月時点ではキャンプ場の売店も充実したものではなかったので、買い忘れなどのないようにご注意ください。

キャンプとグランピングが楽しめる

ハチ高原 THE PARKでは、キャンプだけでなく、グランピングも楽しむことができます。
キャンプは36サイト(うち、4サイトは車の乗入れ不可)、グランピングは5棟あります。

筆者はキャンプサイトに2泊しましたが、両日ともグランピングは満室でした。
グランピングは家族連れもおられましたが、カップルで楽しまれている方が多かった印象です。

また、キャンプ場もとても盛況でしたが、入場時に騒音に対する注意もあったためか、とても静かに過ごすことができました。
キャンプ場には公園も併設されており、小さなお子さんのいる家族連れが多い印象でした。

ちなみにキャンプ場、グランピングともに、4月末〜11月末の利用となっています。



サイトマップ

出典:THE PARK 公式HP

こちらがサイトマップです。
キャンプサイトはEサイトを除く32サイトが車の乗入れ可能です。
また、グランピングも車を横付けできます。

利用した印象としては、B、C、Dサイトはかなり広めの空間が確保されています。
筆者はCサイトを利用しましたが、ミニバンを乗り入れて、かなり大きめのテント、タープを設置しましたが、それでも多少スペースが余るくらいでした。

また、Dサイトはサイト内にドッグランが併設されていることもあり、柵で仕切られているのですが、それでも家族連れに十分な広さが確保されていました。
中央にスペースが設けられていて、背後のサイトと距離が保たれているのも好印象です。

宿泊料

基本の宿泊料金は以下のとおりです。

テントサイトA
テントサイトC-5,C-6
1泊4,500円〜
テントサイトB
テントサイトC-3,C-4
1泊5,000円〜
テントサイトC-1,C-2
テントサイトD
1泊6,000円〜
グランピング(2,3名限定)1人12,800円〜
グランピング(4名限定)1人9,800円〜

平日、土日、ハイシーズン、トップシーズンなどで料金は多少前後しますが、比較的お手頃な価格帯かと思います。
テントサイトであれば、広くてリーズナブルなC-5、C-6あたりがオススメです。
C-5、C-6は、C-1〜C-4に比べると面積は小さくなりますが、それでも家族連れに十分な広さが確保されていました。

グランピングは夕食付きで、道具がほとんど用意されていることを考えれば納得の値段ですね。
焚き火台や薪も用意されているので、アウトドア初心者の方でもキャンプの雰囲気を満喫できてオススメです。

また、宿泊に際しては、環境協力金として宿泊料とは別に300円の支払いが必要です。

チェックイン、チェックアウト時間

チェックイン、チェックアウトの時間は、キャンプとグランピングで異なります。

キャンプサイトのチェックインは13:00、チェックアウトは11:00となっています。
一方のグランピングは、スタッフさんによるお部屋の片付けなどもありますので、チェックインは14:00、チェックアウトは10:00となっています。

ご希望のサイトを事前に予約し、当日は管理棟にある受付に行けばOK。
施設利用上の注意点や宿泊料の支払いは5分ほどで済みます。

テントサイトは前日の宿泊がなければ、少し早めに行ってもチェックインできそうです。
早めに行きたいという方は、事前に連絡して、状況を確認してみてください。
ただし、公式にはアーリーチェックインは不可となっていますので、あまり早く行くとチェックイン時間まで待たされる恐れがあるので、ご注意ください。

受付のある管理棟

どうしても早く現地に行きたいという方は、チェックインより早い時間帯のアクティビティを事前に申し込んでおくのがオススメ。
アクティビティは、午前の部が10:00ごろからとなりますので、チェックイン前にアクティビティを楽しんで、その後にチェックインという方法が有効です。
アクティビティは事前予約可能ですので、「アクティビティしたいし、時間も有効に使いたい」という方は、チェックイン前の時間の活用もご検討されればと思います。

キャンセル料は3日前から

キャンセル料は、宿泊の3日前から発生します。
キャンセルにかかる料金は以下のとおりです。

  • 宿泊3日前〜前日:利用料金の50%
  • 宿泊当日または無連絡:利用料金の100%

なお、気象条件などで、キャンプ場の運営が困難となった場合は、運営側の判断ということでキャンセル料は発生しません。

施設紹介

サイトは広々スペースでしっかり硬めの土

キャンプサイトは平地の広々としたスペース。
先にも紹介したように、各サイトも広めに確保されていて、開放感のある空間となっています。
各サイトの境界にはロープがはられていて、スペースがしっかりと確保されています。

平地の広々とした空間
広々としたCサイト
ドッグランつきのDサイト

各サイトの地面は硬めの地盤となっています。
礫が多少混じった砂質で、ペグを抜いた感じ、あまり粘土質ではないように思いました。
全体的に草がはえていますが、土がしっかり硬いので、丈夫なペグとハンマーを用意すべきと感じました。

個人的にはスチールの丈夫なペグと、ペグ抜き用のフックがついているハンマーの持参がオススメ。
しっかりとペグを打ち込んだ場合、ペグ抜きにも結構な力がいりますので、ハンマーはペグ抜き用のフックがついたものを用意しましょう。

ペグは筆者も使用しているSoomloomのスチールペグがコスパが良くてオススメです。
丈夫なスチールのため、万一の悪天候で強風に煽られてもビクともしません。
スチールなので少し重さがありますが、収納袋がついていて長さも複数から選べるため、「今使っているペグじゃ少し頼りない」とお感じの方にオススメです。

また、ハンマーはあまり安いものを購入して現地で壊れたらかなり焦ります。
なので、硬めの土でも安心して打ち込める大手メーカーのものを購入したほうが、壊れにくさなどを考えると結果的に安くつきます。

スノーピークのペグハンマーはシンプルなデザインにスノーピークのマークがおしゃれ。
スノーピークの商品にしては手の出しやすい価格帯なのも含めて、非常にオススメです。

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夜の雰囲気

グランピングは雰囲気バツグン

グランピングはお部屋と前室がわかれた大型のテント。
前室に置かれた収納ボックスに薪などが用意されているようでした。

お部屋のなかのインテリアも上品な感じで、家族連れだけでなくカップルにもオススメです。
実際、筆者が2泊した際も、カップルで利用されている方が多くみられました。

また、前室には暖色系のライトが設置されていて、夜は雰囲気バツグンでした。
もちろん焚き火台と薪が用意されているので、とてもいい雰囲気のなか、焚き火を楽しむことができます。
これで夕食もついていて、片付けや道具の準備がいらないなんて最高ですよね。

子どもづれに嬉しい芝公園

敷地内には子どもたちにとって嬉しい芝公園という広場があります。
ボール遊びやフリスビーなども十分に楽しめる広々スペースで、夜には手持ち花火を楽しむことができます(花火は持参)。

公園内にはサッカーゴールを利用した遊具もあり、多くの子どもたちが楽しんでいました。
筆者の子どもたちも結構長い時間この遊具で遊んでいて、シンプルな遊具ながら、子どもたちにとっては遊具があるとないとでは大違いのようです。

お湯シャワーは1人500円

キャンプ場内の入浴施設は、水シャワーとお湯シャワーのみ。
水シャワーは無料でいつでも入れますが、お湯シャワーは小学生以上は1人500円が必要です。

シャワーの利用時間は決まっておらず、あいている時間であれば利用可能。
ただし、キャンプサイトの方が19:30まで、グランピングの方が19:30以降となっているようです。

お湯シャワーは清潔感のある室内に4室ほどが用意されています。
各室内にはボディソープ、リンスインシャンプーが設置されていますが、スペースがなかなか狭く、大人と小学生の子供が一緒に入るとキツキツでした。
お子さんと一緒に入る場合は、子どもを先にさっと洗って、前室(脱衣室)にだしてから大人が洗うというのがよいでしょうか。

ちなみに室内には洗面台、鏡、ドライヤーが4台ほどあります。
タオルと着替えさえあれば、その他の入浴道具は揃っているので、荷物は少なくて済みます。

トイレはウォシュレットあり

新しい施設ということで、トイレも非常に清潔感がありました。
お湯シャワーのお部屋も同様なのですが、ウッド調の壁面がとても清潔な雰囲気をつくってくれています。

個室にはウォシュレットもちゃんとついていました。
キャンプ場ではウォシュレットがついていないことも多いので、ウォシュレットを使う人にとっては嬉しいポイントですね。

ゴミステーション、炭捨てあり

管理棟にはゴミステーションが併設されています。
ゴミの分別は燃えるゴミ、ビン、カンの3つ。
ペットボトルは燃えるゴミに含めてよいとのことでした。

ゴミ袋の支給はありませんので、持参するようにしてください。

ゴミステーション

また、管理棟の前には炭捨て場があります。
炭捨て場はこの1ヶ所のみです。
しっかりと消火してから捨てるよう、注意しましょう。

炭捨て場

炊事場は1ヶ所、AC電源、Wi-Fi利用可能

炊事場はトイレに併設された1ヶ所のみ。
流し台は4台あり、各流し台に蛇口が2つありました。

炊事場には食事スペース(テーブル+ベンチ)とAC電源が用意されています。
各サイトにはAC電源はありませんので、もしスマホなどの充電をしたいという方は、このスペースを利用することとなります。

ちなみに管理棟から半径30mの範囲は無料Wi-Fiも利用可能です。

上の管理棟の写真にあるビニールプールで子どもたちが遊んでいる様子も見られました。
夏場の暑い時期には子どもたちにとっては嬉しく、親御さんも近くで遊ばせられるので安心ですよね。
ビニールプールの利用については、スタッフの方にお声がけください。

売店は整備中

2022年8月時点で売店は整備中という感じでした。
買えるのは薪とペットボトルのお茶くらいでしたね。
自動販売機も今のところなく、お酒(カン、ビン)やジュースの販売も見られませんでした。

これから充実していくのかもしれませんが、物品は買い忘れに注意していくのが無難です。

BARが開店

売店ではお茶くらいしか販売されていない一方、BARが開店していました。
BARは受付前に設置されたスペースで、屋根もあるので雨天でも利用可能です。

販売されているのはお酒とおつまみで、良心的な価格と思えました。
ただしソフトドリンクがないので、お子さん連れの方が家族でまったりというのは難しいかもしれません。
また、ラストオーダーが19時と比較的早めになっていますので、利用されたい方は時間のご注意を。

魅力は自然を活かしたアクティビティ

ハチ高原 THE PARKの最大の魅力は豊かな自然を活かしたアクティビティを楽しめる点。
ここからはどんなアクティビティが楽しめるか、実際の写真も交えて紹介させていただきます。

アルプスアドベンチャー

まず紹介するのは筆者ファミリーも参加したアルプスアドベンチャー。
命綱をつけて森の中の空中歩行やジップライン(ターザンロープのようなもの)を楽しめます。

費用は大人(中学生以上)1人3,000円、小学生以下2,000円となっています。
コースをたどるロープに命綱をつけて進むため、あまり小さなお子さんには難しそうでした。
参加は5歳からとなっています。

開催時間は10時からと13時からの2部制でいずれも2時間。
参加者が少なければ当日の申込でも参加可能なようですが、確実に参加したいという方は、電話などで事前に申し込んでおきましょう。

最初にインストラクターのお兄さんから命綱の使い方、コースの進み方などの説明があります。
その後、テストコースで命綱の使い方などをマスターして、そこから各自、好きなコースに入っていきます。

コースは初級、中級、上級と分かれていましたが、小学校中学年の長女がすべてのコースをクリアできたので、そこまで難易度は高くないと思います。
ただし、上級になると高い場所で10mほどのところまで登っていくので、高いところが苦手な方は初級から徐々に慣らしていくのがいいと思います。

中級コースで下の写真のような感じ。
高さは2〜3mくらいから始まり、徐々に高くなっていきます。
まずは命綱のかけ方に慣れながら、コースの雰囲気を掴んでいきます。

中級コース

コースのレベルに伴い、高さも徐々に高くなっていきます。
上級コースでは10mほどの高さのコースを進むことになりますが、命綱があって落ちても安心なので、子どもたちも止まることなく進んでいました。

ちなみに命綱は同じコースのみんなが同じロープにくくり付け、途中でとりはずせないので、進み始めるとコースを戻るのはNG。
怖くなってどうしてもコースを戻りたいという場合は、後ろの人全員がロープをたどって戻らないといけませんので、ご注意ください。

子どもたちもスムーズに進んでいました
上級コースになると結構な高さに

どのコースも最後はジップラインでターザンのようにゴール。
上級コースだとジップラインの長さも50mほど(それ以上かもしれません)あるので、子どもも大人も楽しんでいました。
自然豊かな森のなかでの普段できない体験は、最高の思い出になりますよね。



バギーアドベンチャー

大人だけで参加する方にもオススメなのがバギーアドベンチャー。
こちらは4歳から大人と2人乗り、10歳から1人で乗ることができるので、お子さんも楽しめます。
ですが、12歳以上になると大自然の森のなかをバギーで探検できるので、大人のグループでも非日常が楽しめて最高の思い出になるのではないでしょうか。

バギーは台数が限られていて人気も高いため、事前予約が必須です。
12歳未満のお子さんと参加される場合はファミリーコースでのコース走行となり、費用は1人乗りで2,500円(大人の1人乗りは3,000円)、2人乗りで4,000円となっています。
12歳以上で大自然森林浴コースに行く場合は、1人4,000円です。

どのコースを希望されても、最初は下の写真にある練習コースでまずは練習。
説明も含めて15分ほど練習したのち、コースに入っていきます。
コースを楽しめるのはファミリーコースで30分、大自然森林浴コースで45分です。

大自然森林浴コースは、下の写真のようにキャンプ場を横切り、森のなかに入っていきます。
全長およそ2kmの自然のコースを進むことができ、参加者の皆さんはほんとに楽しそうでした。
筆者も子どもが大きくなったら大自然森林浴コースに行きたいなと思いました。

沢のぼり

キャンプ場の近くにはとても綺麗な川が流れていて、約150mの沢登りを楽しむことができます。
キャンプ場から歩いて5分ほどの場所に川が流れていて、真夏でもかなり冷たい水で涼しさにひたれます。
深いところだと40cmほどのところもありますが、多くが20cm前後の浅さで、深いところも近くの岩に登りながら進むことも可能できるので、子どもでも楽しめます。

小学校中学年の長女は、一人ですたすたと進んでいました。
幼稚園児の次女もところどころ親に抱えられながらですが、沢登りを楽しんでいました。
ですが、子どもだけだと万一のこともあるので、必ず大人の方と一緒に行動しましょう。

川の水はとても冷たくてキレイでしたが、時間帯によっては少し濁っているようです。
筆者は2日つづけて子どもと沢登りを楽しみましたが、2日目の水は少し茶色く濁っているようでした。
時間の余裕があれば、水が濁っていないか確認して、キレイな時間帯に楽しみたいですね。

ちなみに結構大きな岩も登るため、キャンプ場の方に川を下るのは禁止されました。
登り切ったら舗装された道につながり、川の登り口やキャンプ場にもすぐに戻ってこれます。
暑い時期のキャンプにはオススメのスポットです。

テントサウナ

出典:THE PARK 公式HP

THE PARKでは、テントサウナも楽しむことが可能。
テントと薪ストーブを使ったサウナ、水温18℃がキープされた水風呂、森林外気浴でととのうためのウッドデッキと、サウナ好きにはたまらない設備が用意されています。

利用可能なのは中学生以上で、1人3,000円で楽しめます。
開催時間は10時からと14時からの2部制で、いずれも利用時の説明や終了後のシャワー、着替えなどを含めて2時間。

男女一緒に入るため、利用される方は水着をお忘れなく。
利用人数は2人から最大6人までとなっているので、カップルやグループでの利用も可能です。

ツリークライミングやトレッキングも

出典:アソビュー

そのほか、本格的なツリークライミングや、近隣の氷ノ山や鉢伏山のトレッキングも楽しめます。
標高800mほどの高原に位置するキャンプ場ということで、大自然のなかでのアクティビティは最高の思い出になること間違いなし。
アクティビティを楽しみたい方はキャンプ場に事前に連絡し、開催情報、予約状況の確認などをしておくことをおすすめします。

おすすめポイントと利用上の注意点

せっかくならぜひアクティビティを!

ハチ高原 THE PARKにせっかく行くなら充実したアクティビティを楽しみたいですね!
とくに小学生くらいのお子さんのいるご家庭であれば、有料アクティビティで普段できない体験を楽しんでいただきたいです。

午前の部、午後の部があるので、チェックイン前、チェックイン後、チェックアウト後と、さまざまな時間帯に楽しむことができます。
事前予約であいている時間帯を確認し、予約時間に応じたプランを組めば、時間を有効に使えるのもグッド。

多少の費用はかかりますが、自然のなかで非日常を味わえるのでかなりオススメです。

夏場でも朝晩は涼しい

筆者は8月に訪れましたが、標高800mということもあり、朝晩はとても涼しかったです。
終日半袖でも過ごせますが、特に朝方は長袖を着ている方も多く見られました。

筆者の妻も朝は「寒いな〜」と言って、薄手の長袖を羽織っていました。
小さなお子さんがいるご家庭などであれば、ラッシュガードや薄手のパーカーなどを用意してあげるのをオススメします。

ちなみに昼間の気温は、平地に比べると過ごしやすいですが、それでも日によっては30℃を超えてきます。
筆者が訪れた初日は、真夏でしたがテントをたててもそこまで汗だくにはならない程度の過ごしやすい気温でした。
一方、2日目はかなり気温が上がり、「テントをたてたのが昨日でよかった」と思うほどでした。

アクティビティを楽しむ際は森の中に入り、日も直接あたらないので、涼しい環境で楽しめますが、キャンプ場は平地のため、日焼け対策が必須です。
帽子はもちろん、必要な方はサングラスや日焼け止めなどを忘れないようにしましょう。

22時に完全消灯

チェックイン時に説明がありますが、21時からは静かに過ごし、22時には完全消灯となっています。
ちなみにスタッフの方は21時まで常駐されています。

せっかくのキャンプだから夜遅くまで飲んでしゃべりたいという方もおられるかもしれませんが、ルールを守って楽しみましょう。
日中も音楽を大音量でかけるなどの行為は禁止との説明もありますので、静かに過ごしたい方にはおすすめのキャンプ場です。

太陽の丘からキレイな朝日

管理棟前にある「太陽の丘」からはキレイな朝日が見れました。
大自然のキレイな空気のなかで眺める朝日は最高です!

当キャンプ場は4月末〜11月末までの利用のため、初日の出などを楽しむことはできないのですが、それでも1日の始まりを自然のなかで感じられるのはとても気持ちよかったです。
せっかく訪れたなら、消灯時間も早いので、早起きして邪魔するもののない太陽の丘で朝日を望んでいただきたいですね。

花火は手持ちならOK

夏場に子どもと花火を楽しみたいという方は、手持ち花火であれば芝公園で楽しめます。

2022年8月時点では売店での花火の販売などはなかったので、楽しみたい方は買い忘れずに持参しましょう。
消化用のバケツもお忘れなく。

地面が土でロウソクが立ちにくいので、バケツ型のロウソクなどを用意されるがオススメ。
風に強く、燃焼時間が長いもの、虫除け効果のあるものなども販売されていますので、サイトでの照明の一つとしても、雰囲気があってオススメです。

虫刺され(ブヨ)に注意!

蚊などの虫も少なく、夏場でも快適な時間を楽しめますが、気をつけていただきたいのがブヨ。
ブヨは蚊と違って、あまり羽音がせず、気づかないうちに血を吸われてしまいます。

また、血を吸われてから半日から1日ほどたってからかゆくなってくるのですが、蚊よりも毒性が強く、かゆみが5日ほど続きます。
筆者の家族も虫があまりいないと油断していると、次女以外の3人とも足を複数かまれていました。

特に筆者は短パンで過ごす時間が長かったため、7ヶ所ほどかまれ、ひどいところは水ぶくれのようになってしまいました。
5日ほどすればかゆみもおさまりますが、結構なかゆみに襲われます。
特に未就学のお子さんなどはかきむしってしまう恐れもありますので、大人も含めて終日、長袖長ズボンの虫刺され対策を講じた服装をオススメします。

スーパーは遠いので買い忘れは注意

前述のとおり、最寄りのスーパー(ミニフレッシュ関宮店)までは車で20分弱かかります。
山道を下りきってしまわないといけないので、なかなか面倒。

キャンプ場の売店も2022年8月時点ではあまり充実していなかったので、買い忘れにはご注意を!
せっかくのキャンプ時間が買い出しの時間で短くなってしまうのはもったいないですよね。

帰りは温泉ですっきり

テントの片付けなど、キャンプの帰りぎわには汗をかくことも多いため、筆者は帰路で温泉に寄ることが多いです。
ハチ高原 THE PARKでは関西方面への帰路で八鹿氷ノ山ICまでにいくつかの温泉があるので、「帰りは温泉ですっきりしたい!」という方はぜひ立ち寄ってみてください。
帰路を考えるとオススメは「天女の湯」と「まんどの湯」。

「天女の湯」は10時からオープンしているので、少し早めに出発したい方にオススメ(定休日:木曜日)。
入浴料は中学生以上が700円、小学生以下が400円、2歳以下は無料となっています。
「道の駅ようか」のすぐそばですので、道の駅でご当地の食材を買いたいという方にもオススメですね。

「まんどの湯」は11時からオープン(定休日:木曜日)。
入浴料は中学生以上が800円、小学生以下が400円、2歳以下は無料となっています。
まんどの湯は「合格の湯」とも呼ばれる縁起のいい温泉のようです。

まとめ

自然を楽しみたい家族づれにオススメ

ハチ高原 THE PARKは自然に囲まれた空気のキレイは場所で、芝公園もあることから、家族づれにとてもおすすめのキャンプ場です。

筆者の長女(小学校中学年)も「また行きたい!」と言っており、子どもの満足度が高かったです。
もちろん筆者や妻も、大自然のなかの静かな空間でキャンプを楽しむことができ、大満足でした。
ドッグランがあってワンちゃん連れで楽しめるのもいいですよね。

自然を目一杯に満喫したい方であれば、アクティビティにもぜひトライしていただきたいですね。
非日常が味わえるので、せっかくであれば楽しんでいただきたいです。

かかった費用

必要な費用としては、宿泊料(4,500円〜)、環境協力金(300円)、シャワー代(小学生以上1人500円)、アクティビティ代となります。
帰りに温泉に寄る方は温泉代も必要ですね。

参考として筆者の家庭がかかったコストは、2泊で21,000円でした。
当然このほかに食材費などがありますが、内訳としては以下のとおりです。

宿泊料環境協力金シャワーアクティビティ温泉合計
12,000円
(2泊)
300円1,500円5,000円
(大人,子ども各1人)
2,200円21,000円

おわりに

ハチ高原 THE PARKは、標高およそ800mの自然のなかでの宿泊が楽しめる、人におすすめできるキャンプ場でした。
子どもたちが退屈しない施設が整っていて、ドッグランもあるためワンちゃん連れのご家庭にもオススメです。

2022年にオープンしたばかりということもあり、今だとまだ予約がとりやすいので、気になっている方はぜひ行ってみてください。

ちなみに少しでも出費をおさえたいという方は、楽天カードへの新規入会がオススメ。
楽天カードなら新規入会&利用で年会費無料ながら5,000ポイント(5,000円分)がもらえます。
また、楽天プレミアムカードなら8,000ポイントがもらえて、ゴールドカードのように空港ラウンジが無料で使えるなどのメリットも受けられます。

「子どもにアクティビティさせてあげたいけど料金がなぁ」という方も、このポイントでまかなえるので入会を検討されてはいかがでしょうか。
筆者の家庭は光熱費の支払いなども楽天カードで行っているので、毎月数千円分のポイントがたまって日頃の買い物もポイントでまかなえています。
楽天やamazon、Yahooショッピングなど、特定の通販サイトが決まってないという方は、この機会に楽天にまとめてみるのもオススメですよ!


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