アルコール消毒はやっぱり効果があった。マスク着用が徹底できない保育園はまさに実験の場!

子育て
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はじめに

こんにちは、ロア(@roa_garnet)です。

我が家には保育園児の子供がおり、最近になってようやくマスクをつけ続けるようになりましたが、以前までは気になってすぐに外してしまっていました。
小さなお子さんのいるご家庭ではこのように、マスクの徹底が難しく、お子さんの健康を心配される方も多いのではないでしょうか。

そんな中、保育士をしている妻から聞いた保育園の現場がアルコール消毒や手洗い、うがいの効果を物語っていたので紹介させていただきます。
マスク着用の徹底が難しい小さなお子さんのいるご家庭など、本稿が参考になれば幸いです。

□本稿の対象読者
・マスク着用の徹底が難しい小さなお子さんのいるご家庭
・高齢者など、重症化リスクの高い方のいるご家庭

感染症に対する保育園の取り組み

保育園は感染防止対策に非常に気を使っているようです。
当然ですが、万が一クラスターにでもなれば保護者や近隣地域に多大な迷惑をかけることとなりますし、一方で、乳幼児はマスクの着用を徹底できないからです。

そのような状況から、妻の働く保育園では、職員の出勤前および出勤時の検温、手指の消毒や壁、机、手すりなどのこまめな消毒作業が行われているようです。
そして、その効果が予想以上に顕著に出ているようです。

乳幼児の感染症とコロナ禍での状況

保育園のような乳幼児施設では、いくつかの感染症が毎年流行します。

夏場にピークを迎える手足口病は、口の中、手のひら、足の裏などに発疹ができ、発熱を伴うこともあるウイルス感染症です。
5歳未満の乳幼児が患者のほとんどを占めますが、まれに大人もかかることがあり、大人は重症化しやすいといわれているようです。
ちなみに私自身も数年前に長女から感染し、手のひらが発疹だらけになった後、手の皮がズタズタになり、長女以上の症状になったことを覚えています。

また、こちらも夏場に流行するアデノウイルスは、プールをきっかけに感染が広がることから、プール熱とも呼ばれるようです。
発熱や喉の痛み、結膜炎などを引き起こすウイルス感染症です。
患者の多くは乳幼児から小学生です。

これらのウイルス感染症は、妻の保育園では例年一学年20人のうち、5人程度は注意していても感染してしまうようです。

それが今年、例年以上の感染防止対策により、アルコール消毒、手洗い、うがいをより徹底したことで、一人の感染者も出なかったということです。
また、嘔吐や下痢になる園児も少なく、そのような症状が出ても、他の園児に広がらなかったようです。

これは、各自が外出自粛などによりウイルスに罹らず、園内に持ち込まなかったこと努力の成果でもあるかもしれませんが、園自体の感染防止対策の賜物と思います。
マスクの着用を徹底できない保育園でこのような成果をあげていることは、様々な条件下で行われる実験の結果などよりもよほど説得力があるように感じます。

マスク着用が徹底できない場合は

このように、アルコール消毒や手洗い、うがいの徹底は、感染症の防止に大きな効果があることを現場が実感しています。
新しい生活様式が推進され、当たり前のようにこまめなアルコール消毒やマスクの着用が行われるようになったことで、感染症の拡大はある程度抑制されていると考えられます。

長時間のマスク着用が徹底できない小さなお子さんのいるご家庭や、重症化リスクの高い高齢者のいるご家庭などにあっては、家の入り口にアルコール消毒を置く、帰ったら手洗い、うがいを徹底するといったことで、感染リスクを大幅に減らせるのではないでしょうか。

このような窮屈な生活がまだまだ続くことと思いますが、読者の皆様も各自で対策を徹底され、感染しないことが医療従事者などを助ける最良の方法かと思います。
また、皆様の職場などの対策に関しても、この記事が参考になれば幸いです。

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