英語の勉強の初心者はここから始めてみては?勉強ではなく趣味として英語のリスニングを。

子育て
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はじめに

こんちには、ロア(@roa_garnet)です。

日本では英語学習の効率が非常に悪く、中高の6年間、英語の授業を受けていたにも関わらず、多くの人は英語を聞き取ることすらできません。

日本に暮らしていると英語ができなくても困ることはほとんどありませんが、個人的には今後、外国人労働者がより増加し、英語での簡単なやりとりくらいできないとマズいかなと思っています。

本稿では仕事をしている上で私がそのように感じた実体験と、英語のリスニングのために始めた趣味感覚でできる勉強法を紹介いたします。
また、子供が英語を聞く機会を増やすようにもしていますので、その方法も最後に少し紹介いたします。

□本稿の対象読者
・英語のリスニングくらいはできるようになりたいと思っている方
・無理なく続けられる英語の勉強法をお探しの方
・子供に小さいうちに英語に慣れてほしいと思っている親御さん

簡単な英会話くらいできないとマズいかも

日本では長らく少子高齢化ということが言われていますが、普段生活する上ではあまりそれを身をもって実感することはないのではないでしょうか。。

一方で、私が所属する建設業界は全産業のなかで4番目に65歳以上の高齢者の割合が多いようです。
国交相の発表では、建設業の就労者は年々減少している反面、そのうちの65歳以上の方が占める割合が過去10年で2倍に増加しています。

この社会的な背景を受け私が感じたのは、今後、高齢になった方々がどんどんリタイアし、働き手が減っていく結果、今よりもさらに外国人労働者が増えるだろうから「英会話くらいできないとやばいかも」ということです。

ちなみに建築業界では、現場作業などで外国人労働者がおられるところも多く、私自身もそのような現場に何度か立ち会っています。
私が外国人の方と直接やりとりすることはありませんが、近い将来、直接コミュニケーションをとる必要性が出てくるかもしれません。
また、学会などに参加すると、外国人(アジア系が多数)の技術者が英語でプレゼンしていることも多々あります。

実際にこのような場に立ち会っていることで、英語に対する危機感を覚えています。

学生時代の英語の勉強

学生時代に皆さんも英語の授業を受けたかと思います。
私の場合、中学〜大学で10年近く英語の授業を受けていました。
それなのに洋画を見ると「全く英語が聞き取れない」。
「あの授業の時間はなんだったんだ」と思ってしまいます。

今の中学、高校の英語の授業はよくわかりませんが、これまでの英語の授業って不思議な授業だったなと思います。
英語を聞き取れもしないのに読み書きをさせられるという不思議です。
「生まれたばかりの子供が読み書きから始めないだろう!」、「語学の学習の順番が間違ってるんじゃないか」とツッコミたくなる違和感です。
結果的に、私個人に関しては学生時代の英語の学習は何も身についていません。

赤ちゃんって生まれて2歳になるくらいには何となく言葉が出てコミュニケーションとりますよね。
たった2年で。
私は10年ほど勉強したけど英語でのコミュニケーションは全く取れないです。
自分の勉強不足を学校の責任にしているだけかもしれませんが…..。

娘の英語の学習

長女は2020年に学校が臨時休校になったこともあり、スマイルゼミというタブレット学習を始めました。
自分の学校などを登録することで、自身の学習に合わせた勉強ができるのが特徴です。

このタブレット学習では英語の勉強もできるのですが、娘はまだ学校では英語の授業を受けていないため英単語を読むことができず、やることはタブレットが発音したことをひたすら復唱するだけです。
動物などの絵が出て、タブレットが英語で発音し、復唱する。
今のタブレット学習はすごくて、マイクに向かって発音すれば、イントネーションの良し悪しとかをチェックしてくれるんですよね。
昔の進研ゼミなどの自宅学習では考えられないクオリティです。

それで私が感じたことというと、例えばイルカの英語だと、娘はちゃんと「dolphin!」って発音してるんですよね。
聞いたままに。
何が言いたいかというと、大人は英語の読み書きばかり習っているので、「dolphin」ってゆう単語を思い浮かべると「ドルフィン」ってゆう日本語英語みたいな発音をしてしまうんですよね。
しかも正しい英語を真似して発音している子供にそれを押し付けようとしてしまいそうになり、ギリギリのところで思いとどまりました。
英語を話せない大人が変に教えないほうがいいはずです。

◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!

とりあえず英語を聞きまくることにしました

娘の英語を聞いて改めて感じたのは、日本の英語授業はネイティブの英語を聞く機会が少なすぎるということです。
私の中高の英語の先生は主に日本に住んでいる日本人で、時折外国人の先生が参加するというやり方でした。

2020年教育改革と謳われ、英語教育が変わると言われていますが、どの程度のものなのか私には想像できません。
結局日本人の先生とのやり取りになるのであれば、いっその事、英語の授業では英語の映画やドラマを見せて、ひたすら英語を聞かせてあげてほしいと思っています。

さと、ここまで子供の話が続きましたが、外国人労働者が増えるかもと思っている自分自身に関しては、1年ほど前からある取り組みを始めました。
私は車通勤なのですが、往復の毎日1時間ほど、ひたすら洋画のDVDを流すようにしました。

私の近所ではレンタルDVD旧作が2週間100円で借りれるお店があるので、借りた週末に日本語字幕でストーリーやおおよその会話を把握し、その後2週間はひたすら英語で聞き流すという方法です。
車の中なので、聞き取れたフレーズは口に出して発音しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがそうしているように日常会話を聞くのが一番いいと思い、このような方法をとるようにしました。

今のところ1年続けて、最初よりは聞き取れるようになったかなという程度ですが、とりあえず当分続けてみようと思います。
勉強ではなく趣味として。
ちなみに英語のリスニングの学習には2,000時間英語を聞く必要があるとも言われています。
1日1時間だと約6年なのでまだまだ先は長いですね。

こんな方法で私自身が英語を聞き取れるようになるかは未だに疑問ですが、何事も勉強と思うと続けるのも大変かと思います。
映画を見ながらの趣味程度で続けてみるのもいいかと思いますので、気になった方は試されてはいかがでしょうか。

そしてお子さんのいるご家庭では、頭の柔らかい子供のうちに英語を聞く機会を増やす工夫を考えてみてはいかがでしょうか。
我が家では車移動の際、spotifyで英語のリスニングを流して子供が英語を聞く機会を作っています。
「子供のためなら!」と思われた親御さんは、こちらも試してみてはどうでしょうか。







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