保険に入るべきかわからなければこの2冊を読んで!

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結婚や出産を機に「保険とか入らないといけないのかな」と考える方も多いのではないでしょうか。
また、職場に出入りされている保険屋さんに勧誘を受けて「なんの保険に入ればいいんだ?」と迷っている方もおられるかと思います。

日本にいると学生時代に保険のことなんか学ぶ機会もなく、保険屋さんにいわれるままに加入してしまうということも多いのが現実です。
ただし、自分で保険の勉強をしようと思ってもどの本を読めばいいかわからないということもありますよね。

そこでこの記事では、保険えらびにあたって読むべき2冊の書籍を紹介します。
私は保険やお金に関する様々な本を読んできましたが、保険選びにあたってはこの2冊がわかりやすく、かしこい選択につながると感じています。

かしこく保険に入れば、年間数万円もの節約につながるので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の対象読者

・結婚や出産の機会に保険に入ろうと思っている方
・いい歳だし保険くらい入ったほうがいいのかなと感じている方
・家族のために保険見直したいと考えている方
・とはいえ何の保険に入れば、何を見直せばいいかわからない方

生活費の節約は固定費の最適化から

不要な保険は生活費のムダに

仕事を頑張っても給料があがらない。
なのに物価はどんどん上がっていく。
こんな悩みや不安を抱えている方も多いかと思います。

であれば、今の収入をどのように使うかを見直すべきでしょう。
むしろ給料が増えると支払う税金も増えるため、収入を増やさずに自由に使えるお金を増やす方法を考えるのが得策です。

支出の見直しとしてとりかかりやすいのが「携帯電話」と「保険」。
この2つは簡単に見直しができ、効果が高く、かつ今の生活水準から大きく不便になるわけではないという、とりかからない人が損するものとも言えます。
必要以上の保険に入ることは、収入のなかで自由に使えるお金をムダに減らしてしまうようなものです。

「いくら頑張っても給料が上がらない」と嘆くまえに、自分の給料を適切に使えているかを見直していきましょう。
そのためには、健康保険や民間の保険のことを正しく理解することが必要です。
日本の学校ではお金の使い方を教えてくれる機会が非常に少ないため、正しい教科書を見つけて自分で学ぶことで、納得度の高い保険への加入につながります。



どんな保険が必要か知るところから始めよう

保険の加入に際しては、自分にどんな保険が必要かを知るところから始める必要があります。
例えば同じ30代の男性でも、既婚者で子どもが3人いる人と、独身で結婚の予定もない人とでは、必要な生活費などがまったく異なりますからね。

よく言われるのが、多少のリスク(可能性)があるけど貯金で賄えるものについては貯金で備えよう、リスクは低いけど莫大な費用がかかるものは保険で備えようという考え方。
自分にとって何が貯金でカバーできて、何が起きると貯金では賄えないかを整理する必要があります。

小さなお子さんのいる方であれば、自分の身に何かあれば、家族全員が暮らしていく生活費を生命保険などでカバーする必要がありますよね。
これは、家族のこれからの長い生活を考えれば、莫大な費用が必要となります。
一方で、独り身の方であれば、ご自身の身に万一のことがあっても、お金のことで困る人はいないはずです。

また、火災保険なんかは、実際に火災にあう可能性は低いですが、万が一火災が起きるととり返しのつかない額が必要になるため、絶対に必要な保険の一つです。
火災保険も補償額がどの程度か、火災以外にどのようなものを補償してくれるのかなど、条件によって金額はさまざま。
ものによっては自分のうっかりで家財を傷つけたときでも保険料がおりる場合ものもあります。

以下のサイトでは条件を選べば2,3分で火災保険の費用比較を行ってくれるので、「今うちが払ってる金額って高いのかな?」と気になる方はぜひチェックしてみてください。



大きな病気にかかったときはどうか、子どものこれからの教育費はどうかなど、何にお金がかかるか、そのためには保険が必要なのかということを整理しましょう。
そうでなければ、必要な保険に入れていない、反対にムダな保険に入ってしまうといったことにつながりません。
あなたがすでに入っている(給料から保険料がひかれている)健康保険で何がカバーできるのかを知ることも大切ですね。

オススメ書籍

ここから、「自分はどんな保険に入ればいいの?」、「保険に入るべきなの?」と迷っている方にオススメの書籍を2冊、紹介させていただきます。
保険に関する書籍は様々ありますが、イマイチな本をたくさん読んでも時間がもったいないですからね。
まずはこの2冊を読んでみることをおすすめします。

「お金の大学」

最初に紹介するのは「本当の自由を手に入れる お金の大学」。
朝日新聞出版から2020年6月に出版され、2022年4月現在までに販売部数100万部を超えるベストセラーです。

本書は、保険に関することだけでなく、お金にまつわる全般の話しを「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つのテーマに分けて解説されています。
イラスト多用されているので、「本読むの苦手なんだよな」という方にもオススメの一冊です。

保険に関しては、「あなたの給料から天引きされている保険料ってどう使われるか知ってる?」というところから、本当に必要な保険が何かを解説してくれています。
健康保険でカバーできる内容を知っておけば、ムダに民間の保険に入ることもなくなりますからね。

お金にまつわる様々なテクニックが紹介されているので、「給料が上がらない!」と嘆く前に、ぜひこの一冊を読んでみてください。
先日、私がとあるマネーセミナーに参加した際、「収入が月10万円増えるのと、支出が月10万円減るのはどっちがいいですか〜?」という質問に対し、多くの方が収入+10万円を選ばれていました。
ですが、収入が10万円増えるということは、そこから税金が引かれて、手元に入るお金は10万円未満になります。
一方、支出を10万円減らすことができれば、自由に使えるお金10万円がそのまま手元に残ることになります。

この本では全体をとおして、今の生活水準をおとさずに生活費をおさえる「倹約」の方法を学ぶことができます。
生活を切り詰めて、いろんなことを我慢してお金を貯める「節約」とは違い、充実した生活を維持したまま、自由に使えるお金を増やすことができますよ!

なお、この書籍の全般の内容については、以下の記事でくわしく紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

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「いらない保険」

2冊目に紹介するのは「いらない保険|生命保険会社が知られたくない本当の話」。
帯に書かれている「プロほど保険に入らない」の言葉が興味をひかれますよね。

著者の一人、後田 亨さんは、保険代理店で営業職を経験したのち、販売員と顧客の利益相反を問題視して2012年に独立された方です。
また、もう一人の著者、永田 宏さんは、長浜バイオ大学 メディカルバイオサイエンス学科の教授。
医療情報や医療経済に関する研究とともに、民間医療保険のあり方に関する研究もされている方です。

本書は、タイトルからもわかるとおり、先に紹介した「本当の自由を手に入れる お金の大学」よりも保険に特化した一冊となっています。
医療保険や生命保険だけでなく、学資保険、介護保険など、保険全般に関する内容がまとめられています。

医療保険ひとつとっても、がん保険、3大疾病の保障、先進医療特約など、「CMとかでよく聞くけど、ほんとに必要なの?」というものについて、くわしく解説されています。
そのため、自分で納得しての保険の加入につながります。
「あの人は先進医療特約はいらないって言ってるけど、私はこうゆうことを期待して特約をつける」と、納得したうえでお金を払えれば後悔にはならないですよね!

お子さんのいる方は、本書で保険のくわしい内容を理解しておけば、お子さんが大きくなった際のアドバイスなどもできるかもしれません。
もちろん、ご自身のより充実した生活にも直結するので、1,000円以下で得られる知識としてはコスパ最高の一冊です!
保険料が節約できれば1ヶ月で元がとれてたっぷりお釣りがくる価格なので、買わないと損な一冊ですね。

保険屋さんへの相談はお勧めしない

「とりあえず専門家に相談」はNG

保険に入るべきか迷った際、ショッピングセンターなどにある保険代理店に相談にいく方も多いかと思います。
ですが、保険に関する予備知識をもたずに「とりあえず専門家に相談にいこう!」というのは要注意です。

保険代理店の多くは、相談に関しては無料で行っていただけます。
さらに、取り扱っている保険の商品も多いため、様々な保険のなかから、あなた自身にあった保険を提案していただけます。

保険代理店が相談を無料で受けつけているのは、紹介する保険会社から手数料が支払われるからです。
お客さんから直接費用はもらわないけど、保険に入ってくれた人が保険会社に支払う費用を間接的に受けとるということ。
つまり、保険代理店をとおしていろんな保険に入ってもらえれば、その分、お店に入ってくるお金も増えるということ。

もちろん保険代理店の方々は、お客さんから手数料をだましとろうという気持ちではありませんが、保険に関する予備知識のないお客さんであれば注意が必要です。
いろいろなリスクに対して不安を感じ、結果的に本来必要でない保険にまで入ってしまう恐れもあります。

個人的には結婚、出産や、就職して一人暮らしを始めるなど、何かの転機で保険の相談にいく方は、「念のために入っておいたほうがいいかな」と、雰囲気に流される印象があります。
生活がかわるから「とりあえず専門家に相談!」、「無料だから安心!」というのは、冷静な判断ができない恐れがあるので、要注意です。

相談するなら予備知識をつけてから

とはいえ、「じゃあ誰に相談すればいいの!」という方もおられるでしょう。
専門家以上にくわしい方はいませんし、身近に自分の利益無視で相談にのってくれる専門家なんてなかなかいませんよね。

保険代理店がやはり身近で気軽に相談できる専門家なのは間違いありません。
なので、相談にいくのであれば、今回紹介した書籍などで予備知識を頭に入れたうえで行きましょう。

例えば、何の保険について相談したいか、どのような条件のものを検討しているかを決め、それ以外に関するムダな話はしない。
他の保険について話題をふられた際に、なぜそれについては今相談の必要がないのか、自分の言葉で説明できるのが理想ですね。

相談の冒頭には、何について相談したいのかをご担当者にしっかりと伝えましょう。
「今日はあくまで相談だけです」と最初にお伝えするのも有効ですね。

保険代理店の方は、契約がとれないと収益につながらないのは事実ですが、お客さんの質問に嘘をついたり騙したりするわけではありません。
保険のどのような点に疑問をもっているのか、今の保険についてどのような点を見直したいと考えているのかなど、相談の目的が明確であれば、相談に行ってみるべきです。
結果的に、今の支出の見直しや、不要な支出をおさえることにつながるので、予備知識をもって相談に行ってみましょう。



ちなみにほけんガーデンプレミアなら資料請求だけでの利用も可能なので、予備知識をつけた上で保険の資料をみてみるのも勉強になりますよ!
こちらの会社は無料相談を受けるだけでお子さんや親御さんに嬉しいプレゼントもいただけます。
筆者も以前に同様の無料相談を受けましたが、保険に入らなくてもプレゼントをいただくことができるので、小さなお子さんのいるご家庭にはオススメです。



おわりに

保険は人生の大きな備えになる一方、不要な保険はムダな支出になってしまいます。
せっかく入っていた民間の医療保険が、いざという時に古くて使えないなんてこともありえますからね。

給料が上がらない日本では、収入を上げることよりも、支出を減らすことを考えたほうが即効性が高いです。
そのためにはかしこく保険に加入するのが効果的です。

今の会社で給料を1万円あげようと思うと、なかなか難しいですよね。
ですが、保険料や携帯料金、食費などで月の支出を1万円減らそうと思えばできそうじゃないですか?

今回紹介した2冊は保険のことをわかりやすく学ぶことができ、人生にとても役立つ知識が得られます。
後悔のない人生を過ごすために、ぜひ手に取ってみてください!



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