天然パーマやくせ毛の男性だと、思い通りにセットできない、なかなかツヤが出ないなど、整髪料に関する悩みも多いのではないでしょうか?
筆者自身、天パに対してさまざまな悩みを抱え、いろんな整髪料を試しては「うまくいかない」と試行錯誤する日々を送っていました。
10代のころから約20年にわたっていろんな整髪料を試して行きついたのがワックスやグリースではなくジェル。
ジェルを使うようになってからはすでに5年以上、もう手放せないほど愛用しています。
この記事では、天パやくせ毛の方にジェルをおすすめする理由と、オススメの整髪料を紹介しています。
気軽に試せるリーズナブルな商品もありますよ!
「これだ!」という整髪料にまだ出会えてない方はぜひ参考にしてみてください。
女性のようにお化粧をしない分、男性にとっては髪型がとても大切ですので、ご自身に合った整髪料に出会えると、毎日の生活がとてもハッピーになりますよ!
この記事の対象読者
・毎日のセットに悩んでいる天パ、くせ毛の男性
・いい感じのツヤ感で雨の日でも髪が爆発しない整髪料をお探しの方
筆者の髪質と各整髪料の相性
うねる、硬い、太い、多い
天パやくせ毛と一言にいっても、その髪質は人それぞれかと思います。
筆者の髪質ですが、うねる、硬い、太い、多いの四重苦といってもいいもの。
美容師見習いの友人のカットモデルをした際に「めちゃくちゃむずいな!」と焦られた経験があります….。
ちなみに髪の毛の長さは、クセを活かす髪型をしたいので長いところで15cmくらい。
ジェルを使うようになってクセがいい感じにパーマっぽくセットできるようになったと感じています。
ワックスやグリースとの相性
そんな筆者ですが、ワックスやグリースなど、様々な整髪料を試してみました。
筆者の髪質と各整髪料の相性は以下のような感じです。
あなた自身、共感いただけるところもあるのではないでしょうか。
- ワックス:セット力の強いものも多いが、ツヤが出づらく、雨の日などは膨らみやすい。
- グリース:セット力が弱く、ツヤは出るがパサついた髪質だと長続きしない。
- ポマード:セット力があり、ツヤも出るが、パサついた髪質だとツヤが汚らしく見えてしまう。
- 各共通:製品によっては水溶性ではないため洗い流しにくく、シャンプーを2回しないといけないなどの難点も。
セット力があってツヤも表現できて、という商品になかなか出会えませんでした。
ツヤを求めて、評判のいいポマードを使うと、ツヤ感が逆にギトギトした汚い感じになってしまうことも。
雨の日に髪の毛がボサボサになることも大きな悩みの一つでした。
天パ、くせ毛の悩みあるある
湿気で髪の毛が爆発
天パやくせ毛でお悩みであれば、「気づけば髪がうねって台無し」ということも多いのではないでしょうか。
セットしたときは良くても、ふと鏡を見ると髪の毛がぐちゃぐちゃ。
雨の日なんかは特にひどいですよね
筆者も学生時代は雨のたびにテンションが下がっていましたが、がっちりとセットしてくれるジェルを使うようになり、この点はかなり改善されました。
キレイなツヤが出ない
髪の毛がパサついているからキレイなツヤが出る整髪料を使いたいという方も多いかと思います。
ですが、ツヤに定評のあるワックスを使ってみてもキレイなツヤが出ないという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
また、ポマードだと油分が多くてツヤが出るものの、逆にギトギトした感じで清潔感がなくなってしまうことも。
筆者自身、ワックスを使う場合はツヤとセット力に定評のあるものを選んでいました。
ですが、ジェルを使うようになってからは、どんなワックスよりもキレイにツヤが表現できるようになり、ワックスを使う機会はほとんどなくなりました。
ホントにどんなワックスよりも相性抜群でした!
ジェルがおすすめな理由
筆者は長年、ワックスやグリースを使っていました。
なんとなく「ワックスが王道」っていうイメージがあり、学生時代からいろんなワックスを試してはしっくりこないという繰り返しでした。
そんな時に、普段お世話になっている美容院の特典でジェルをいただきました。
個人的にジェルはベリーショートの方がつける印象があって、短髪ではない筆者には「ジェルってどうなんだろう」という思いがありました。
ちなみに筆者が当時いただいたのは「DENIS オリジナルジェル」。
今でも美容院でカットしていただいた後にはこのジェルでセットしていただきます。
決してリーズナブルではないですが、ツヤ感、セット力は安定の品質です。
中学生以来くらい、久々にジェルを使ったところ、予想以上にしっくりきて、それ以降はジェル中心の生活に一変しました。
ここからは、天パやくせ毛の方にジェルをおすすめする理由を紹介していきます。
キレイなツヤがでる
まずは、ワックスやグリース、ポマードなどと比べてキレイなツヤがでる点。
ジェルは伸びがよく、ツヤのでやすい商品が多いです。
そのため、髪の毛全体にまんべんなく広がってくれ、全体にムラのないツヤが表現できます。
ジェルで表現できるキレイなツヤ感に一番感動しました!
ワックスやグリースであれば、セットした直後はツヤが感じられても、気づけばツヤなんか無くなっているという経験をされた方も多いかと思います。
ジェルであればホールド力が高く、一日をとおしてツヤがキープされます。
また、ワックスなどに比べて全体的にムラのないツヤが表現できるので、とてもオススメです。
適切な量がわかってくれば、天パやくせ毛特有の髪の毛のパサつきも抑えられ、非常にキレイな仕上がりとなります。
高いホールド力
ジェルをつけると髪の毛がパリッと固まる感じなので、一度セットしてしまえばほとんど崩れません。
ホールド力が高いので、一日をとおしてセットした髪型をキープしてくれます。
髪型が崩れていないか気になって、何度も鏡でチェックするといった必要がなくなります。
ジェルを使いはじめた当初は、髪の毛のパリッと感に違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえばまったく問題なし。
むしろ、ホールドされたあとはベタつきがなくなるというメリットにもなります。
いい感じの毛束感がでて、自然な仕上がりになりますよ!
雨の日でもボリュームがおさえられる
天パやくせ毛の方の悩みに多いのが、雨の日や夏場の湿気による髪の毛のボリューム。
湿気で髪の毛がうねって、爆発したようにボリュームが増えてしまうのが悩みという方も多いのではないでしょうか。
ジェルの場合、前述のとおり高いホールド力で髪の毛をパリッと固定してくれるので、自宅でセットした状態をキープしてくれます。
そのため、外出した際の外気の湿気でだんだんと髪の毛が広がっていくということがほとんどありません。
この点はワックスやグリースと劇的に違いが感じられます!
今までであれば、雨の日は髪の毛がボサボサになるので「イヤだなぁ」と感じていました。
「せっかくセットしたのに‥‥」と外出先でテンションが下がることもしばしば。
ですが、ジェルを使うようになってからは、湿気による髪の毛のボサボサを悩むことがなくなりました。
自宅でセットした状態を長時間キープしてくれるので、これまでのように髪の毛が爆発することがなくなったんです。
また、ジェルは全体に伸びてくれるので、髪の毛が伸びた際のボリュームもおさえてくれて、とても重宝しています。
コスパが高い
ワックスやグリースって結構高いですよね。
数百円で販売されている商品も多いですが、こだわりの商品を買おうとすると1,500円や2,000円することも多いかと思います。
一方、ドラッグストアなどで販売されているジェルは、ほとんどが数百円で購入できます。
参考までに、筆者が愛用している「マンダム ロングキープジェル ウェット&ハード」は、225gもの大容量ですが、amazonや楽天で約400円台となっています。
反対に、ワックスのなかでは筆者がお気に入りであった「アリミノ スパイスクリーム ハードワックス」は、100gで1,500円程度します。
ジェルのほうが一回あたりの使用量が多く、減っていくペースは早いものの、コスパとしてはかなり高いです。
定番商品はだいたいのドラッグストアで買えるのもメリットの一つです。
お気に入りの商品が見つかれば、まとめ買いすると通販サイトでも送料がかからないので、オススメです。
洗い流しがラク
ジェルは水溶性のものが多いため、洗い流しがラクなのもメリットの一つ。
ワックスは伸びのよい商品などであれば油分も多く含んでいて、洗い流しを面倒に感じられた方も多いのではないでしょうか。
シャンプー1回では洗い流せず、毎回シャンプーを2回しているという方もおられるかと思います。
一方、ジェルは水溶性のため、お湯でほとんどが洗い流せます。
そのあとのシャンプーは当然1回でOK。
洗髪後のゴワゴワとした感じもなく、毎日スッキリとシャンプーを終えられます。
お湯で洗い流せて、1回のシャンプーで髪と頭皮をしっかり洗えますよ!
デメリットは手直ししにくい点
ここまでジェルのメリット、おすすめする理由を紹介してきましたが、デメリットとしてはがっちり固まるので手直しが難しい点。
セットしたあとは、髪の毛がホールドされるので、最初のセットが重要になります。
ただし、これも慣れてしまえばあまり問題ないように思います。
ホールドされるまでの数分のうちにしっかりとセットしてしまえばOK。
また、固まってからも、水溶性なので少し水をつければ多少の手直しは可能で、水分が乾いたらまた固まってくれます。
ここまで紹介したとおり、デメリットよりもメリットの方が格段に大きいので、今まであまりジェルを試したことのない方はぜひ一度使ってみてください。
髪の毛に関する悩みが解決されるかもと思えば、数百円でチャレンジできるのは大きいですよね!
わたし自身、もっと早く使っておけばよかったと感じているのでお悩みの方はぜひ!
やっぱりワックスやグリースがいいという方は
それでもやっぱり「ジェルには抵抗が」、「手直ししづらいのは怖い」と、ワックスやグリースを使いたい方もおられるかと思います。
ここではそのような方に、おすすめのワックスやグリースを紹介します。
筆者自身、さまざまな商品を試して、ワックスやグリースの中では「これは使いやすい!」と感じた商品ですので、ぜひ参考にしてみてください。
ワックスならアリミノ
ワックスならツヤ重視で毛流れをキレイに表現できるものよりも、ある程度セット力重視で選んだほうがいいでしょう。
ツヤ重視のワックスを選んだとしても、髪の毛がパサつきやすい天パやくせ毛の方では思ったようなツヤは出にくいです。
であれば、ある程度セット力を重視し、「少しツヤも表現できればいい」くらいの感覚で選ぶのがいいかと思います。
オススメは「アリミノ スパイスクリーム ハードワックス」。
比較的セット力が強く、若干ツヤもあり、伸びがいいため使いやすいです。
デメリットとしては、伸びがよく油分が多いため、シャンプーなどで洗い流しにくいという点ですね。
手直しもしやすく、青リンゴの香りも好評です。
くせ毛の方でも愛用されている方が多い人気商品ですね。
ただし、ベリーショートで髪を立ち上げたい方などには少しセット力が弱く感じるかも。
もっとホールド力がほしいという方であれば、「アリミノ スパイスシスターズ フリーズワックス」のほうがオススメですね。
こちらはスパイスクリーム ハードワックスに比べてよりホールド力があります。
伸びもよくセットもしやすいため、こちらもくせ毛の方にも人気の商品ですね。
グリースならDENIS
グリースなら、ジェルでも紹介した「DENIS オリジナルグリース」がオススメ。
美容師さんにおすすめいただいて使いましたが、セット力がワックス並みに強く、ジェルに近いツヤが表現できます。
同じ美容院に通われている天パの男性の中には、この商品がもう手放せないほど愛用されている方もおられるようです。
この商品のネックは価格面。
内容量100gで約2,500円するため、筆者が愛用しているジェルに比べるとかなり高価。
詰替え用でも1,500円ほどします。
ですが、キレイなツヤが表現でき、かつそれなりのホールド力があるので、使い勝手は非常にいいです。
ジェルに抵抗があってコスト面が気にならない方であれば、とてもオススメですね!
オススメのジェル
毛流れ重視ならこの2つ!
筆者と同様に、ショートからミディアムくらいの長さで、髪の毛を立ち上げるというよりもキレイな毛流れを表現したい方であれば、以下の2つがオススメです。
1つは筆者がもっとも愛用している「マンダム ロングキープジェル ウェット&ハード」。
名前にあるように、水に濡れたようなキレイなウェット感を表現してくれます。
数百円で購入できるので、気軽に試せるのもオススメの理由の一つです。
通販サイトで購入されるなら、送料がかからないまとめ買いが断然おトクです。
もう1つは筆者がジェルにハマるきっかけとなった「DENIS オリジナルジェル」。
非常にキレイなツヤ、毛流れが表現できて、とても使いやすいです。
マンダムに比べて価格が高いですが、固まるまでの時間が少し長めに感じるため、セットする余裕があります。
セットに手間取るかも、ジェルに慣れるまでまずは時間をかけてセットしたい、という方であればこちらの商品がオススメです。
愛用されている方の声でも「他のジェルよりセットしやすい」などの声が多くみえます。
短めの髪を立ち上げるならこれ!
ベリーショートの方など、髪の毛を立ち上げたいという方であれば「マンダム ロングキープジェル スーパーハード」。
名前のとおり、「マンダム ロングキープジェル ウェット&ハード」よりもハードな仕上がりになるのが特徴。
ですが、ウェット感も十分にあり、ホールド力とツヤというジェルの長所を感じられる商品。
こちらも数百円から購入でき、コスパの高さから長年愛用されている方が多いようです。
こちらも通販サイトで送料を節約するならまとめ買いがオススメです。
この対策でもっとセットがラクに!
気になる部分にストレートパーマ
筆者はジェルを使うほか、顔周りのクセがどうしても気になるので、前髪のみストレートパーマをあてていたことも。
ストレートパーマと聞くと、不自然にピンピンになったものをイメージする方もおられますが、技術のある美容師さんだと自然な仕上がりにしてもらえます。
ストレートパーマをあてた当初は少し違和感があるかもしれませんが、1週間程度でなじんできます。
このあたりは美容師さんと相談して検討するのがいいかなと思います。
思い切ってパーマをあてる
筆者は最近は思い切ってパーマをあてています。
天パやくせ毛がパーマをあててどうなるの?と感じる方もおられるかもしれませんね。
天然パーマだと髪の毛のウェーブが不規則になりますが、パーマをあてると規則的になり、セットしやすくなります。
そもそも筆者はパーマの原理がイマイチわかってなかったのですが、原理がわかれば「自分の髪でもラクになるかも」と思い、パーマをあてました。
もちろん、もとの髪質によってパーマのかかり具合やセットのしやすさは差があります。
最初はセットに慣れず、違和感しかないということもあるかもしれませんね。
このあたりもストレートパーマと同様に、美容師さんに一度相談するのがオススメです。
行きつけの美容院がある方なら、あなた自身の髪質をよくご存知のプロの方にアドバイスをいただけるので、「思い切ってパーマをあてたいんだけどどうかな」と相談してみてはいかがでしょうか。
ドライヤーを変える
また、筆者はドライヤーを変えたことで、髪の広がりが少しおさえられました。
筆者の家庭では、ドライヤーは家族4人が毎日使うものなので、いいものを買ってもいいかなと思い、数年前にパナソニックの高浸透ナノイードライヤーナノケアを購入しました。
この製品は、ドライヤー使用時のナノイー(空気中の水分を超微細化した水分たっぷりのイオン)が従来製品の18倍になり、髪の内側まで水分が与えられるというのがウリの商品。
要するに今までのドライヤーよりも格段にうるおいのある髪を実現できるということ。
短髪だったりクセが強いとその効果は実感しづらい場合もあるようですが、筆者は髪の毛のボリュームが以前よりもおさえられ、効果があったと感じています。
ドライヤーに関しても美容師さんは詳しい方が多いので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
風呂上がりにヘアケアオイル
筆者が妻に勧められて数年前から使うようになったのが、お風呂上がりのヘアケアオイル。
お風呂上がりにタオルドライしたあと、ドライヤーの前に髪の毛にオイルを馴染ませることで、ドライヤーの熱から髪を保護してくれて、しっとりと広がりをおさえてくれます。
オススメは無印良品のオイル。
ホホバオイルは髪の毛だけでなく全身の保湿に使えるため、もし髪の毛に使ってイマイチだと感じる方でも、無駄なく使い切ることができます。
50ml、100ml、200mlとサイズ展開されていますが、筆者のおすすめは容量に対して価格がおトクな200mlタイプ。
1プッシュ(1回分)が0.5mlとなっていますので、400回分の容量。
1日1回の使用なら1本買えば一年使えるのでおすすめですよ!
ジェルの次に試していただきたい対策です!
ちなみに筆者の妻は風呂上がりにこのオイルをつけてドライヤーをすれば、翌日もオイルをつけたツヤ感がでています。
他のメーカーのヘアオイルも使っていましたが、この無印のホホバオイルがかなりのお気に入りのようです。
おわりに
天パやくせ毛の方は、髪の毛に関する悩みが絶えないと思います。
筆者自身、整髪料がずっとしっくり来ずに悩み続けていました。
ですが、ジェルという案外身近に売られている製品が筆者にとっては多くの悩みを解決してくれました。
手を出しやすい価格の商品が多いので、同じような悩みをお持ちの方はぜひ一度試してみてください。
ご自身の髪の毛にコンプレックスをお持ちの方であれば、髪の毛の悩みが一つでも解決されると毎日の生活がハッピーになること間違いなしです!