毎日続ける子どものピアノ練習。練習時間を朝に確保。楽譜を読む練習もしっかりと。

子育て
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はじめに

こんにちは、ロア(@roa_garnet)です。

我が家では、現在小学生の長女が年少のころからピアノ教室に通っています。
子供がピアノに通い始めたころって「自分1人ではなかなか練習してくれない」、「毎日ちゃんと練習してくれない」と、子供が自主的に練習してくれず、悩まれる親御さんも多いのではないでしょうか。

本稿では、そんな親御さんと同じように悩んでいた我が家が現在、どのように毎日の練習に取り組んでいるかを紹介させていただきます。
子供が毎日ちゃんと練習してくれるようになってほしいと思われている親御さんの参考になれば幸いです。

□本稿の対象読者
・子供に毎日ピアノの練習をしてほしい親御さん
・子供のピアノにどのように付き合っていいかわからない親御さん

ピアノ教室の選び方

まずはピアノ教室の選び方に関して、我が家の経験をお伝えします。

我が家の長女は年少のころにヤマハ音楽教室に通いはじめ、ピアノを始めました。
ご存知の方も多いでしょうが、ヤマハ音楽教室は全国展開されている大手の音楽教室です。

ですが、1年ほど通った後、娘自身と付き添っていた妻が納得した上でヤマハをやめ、個人指導の教室に移りました。
その理由は、ヤマハ音楽教室は年少時点では複数人でのクラス編成となり、個々人の取り組みが希薄に感じるなどの点から個人指導の教室に移ることを決めました。

このあたりは個人の感じ方や子どもとの相性もあるかと思いますので、音楽教室への入会を迷われている親御さんは、いくつかの教室を体験し、お子さんにあったところを選んだ方がいいかもしれません。
複数人での取り組みは、まわりのレベルが知れたり、刺激をもらえたりという点ではメリットはあると思います。
一方で、「先生にしっかり自分を見てもらいたい」というタイプの子供が多い教室だと、難しい面もあるかもしれません。

必ず毎日練習に付き合う

週一回のピアノ教室では、毎回課題が出されます。
娘の教室では、課題曲をいくつか練習することと、音符や記号を覚えるワークブックが課題となります。
課題曲は徐々に難易度が上がっていくので、毎日しっかりと練習しておかないと、なかなか上手く進めることができません。

教室に通い始めた当初、ピアノ経験のある妻が毎日娘について練習をしていました。
私も始めは任せっきりだったのですが、練習を横目で見ていると、ピアノ経験のある妻は技術的な点の指摘が細かく、妻自身イライラしているように見えました。

妻がイライラしていることもあってか、長女もあまり楽しくピアノを弾いているようには見えず、妻と相談して私が練習に付き合うようにしました。
私はピアノの経験が全くなかったので、少しずつでも成長する娘の演奏に対し、「すげぇやん!」とか「めっちゃ上手くできてる!」とかできるだけ褒めるようにしました。
というか、私自身弾くことができないので本音で言っていただけなのですが、娘も褒められてハイタッチなんかすると気分は悪くなかったようです。

練習時間を朝に変更

そのような形で毎晩私が練習に付き合うようになったのですが、仕事が遅くなると娘は眠たくてなかなか効率が上がりませんでした。
毎日学校や放課後の時間に遊びまくる子どもにとっては夜遅くのピアノの練習は厳しいものです。

ということで、練習時間を朝に切り替えました。
娘を6時に起こして支度をさせ、6時半から7時までの間はピアノの練習です。
朝も当然眠たいですが、夜に比べて目がだんだん覚めてくるので効率的です。
今ではこのペースが1年以上続いています。

ただし、朝の練習とは別に、音符カードを使った音階の学習は短時間で済みますので、夜に行っています。
小さい間はなかなか楽譜が読めないので、音符カードを使うのは非常に有効と感じています。
ヤマハなどから、キャラクターの描いたかわいいデザインのものも出ており、我が家でも愛用しています。
当初は「これが『ファ』って何回やったら覚えれるの!」とか思いながら音符を教えていましたが、音符カードを使った学習を毎日続けることで、子どもが音符を読むスピードは格段に上がりました。

なかなかできなくてもいつかできるようになってる

長女はまだ小学校低学年ということもあり、なかなか一人ではピアノに向かいません。
私と妻もピアニストにするつもりでもないので、毎日少しづつでも続けていればいいかなという感じで接しています。

子どもの練習に付きっ切りでいると、「なんで集中できないの」とか「何回同じとこで間違えるの」とか思ってしまいます。
先生に保育園時のときから言われててもいまだに直らないクセもあります。

ただ、そんなことで怒ってばかりだと子どもがピアノを嫌いになってしまうかもと思い、極力怒らないように気をつけています。
子どもが集中力がないのは当たり前ですし、同じとこで間違うことは子ども自身もわかっているはずです。
私の役目は、できるだけ音楽が好きになったり、得意意識を持ってもらえるよう、子どものモチベーションを保たせることかなと考えています。

ちなみに妻は子どもの頃に通っていたピアノ教室の先生が怖すぎてピアノがあまり好きではないようです。
もしお子さんが先生のことを怖いと感じているようであれば、ピアノが嫌いになる前に、別のピアノ教室を探してあげましょう。

話が少し逸れましたが、子どもはピアノのことに限らず、知らず知らずのうちに悪いクセが治っていたりします。
毎日向き合っているとなかなか気づきづらいですが、「そういえば前まではこんなことでよく怒ってたな」と、ふと思ったりします。
その時その時にイライラせず、気長に向き合うのが良いのでしょう。

ピアノ学習のメリット

ピアノ教室に通って良かったのは、発表会やコンクールといった目標を持って努力するという経験ができたことかと思います。
当然リズム感や音感も養われるかとは思いますが、ピアノに限らず、小さな子どもの頃にこのような経験をしておくのは大事なことかと思います。

ちなみにピアノは脳に非常に良いようで、脳科学者の澤口俊之先生曰く、「人生の成功に関係するすべての基礎がピアノで高められる」、「科学的に実証されているものの中でピアノほど良いものはない」とのことです。
テレビ番組でも取り上げられていましたが、左右の指微妙に異なる動きをすることや、楽譜で少し先を見ながら演奏するということが非常に良いようです。

おわりに

子供がなかなかピアノの練習をしてくれないと悩んでる親御さんは、まず毎日練習に付き合ってあげてはいかがでしょうか。
自主的に何かを毎日続けるというのは、大人であっても非常に困難なことです。
であれば、子供のためと思って、親御さんがその土台を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
それが習慣付き、練習の大切さを子供自身が判断できるようになれば、自ずと練習に励んでくれるようになるかもしれません。





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