コーヒーを淹れるときにドリップスタンドを使ってると一気におしゃれに見えませんか?
ですが真鍮や木製のドリップスタンドって案外高価だったりして、購入に踏み切れない方もおられるのではないでしょうか。
この記事では、それぞれ特徴の異なるドリップスタンドを5つ紹介しています。
ご自身の好みや予算にあった商品を選ぶ参考にしてもらえればと思います。
また、ドリップスタンドを使うことでのメリットも紹介しているため、「ドリップスタンドって必要?」と思ってる方にも参考になるかと思います。
ドリップスタンドを使うことで、毎日のコーヒーライフが楽しくなり、もっとコーヒーが好きになること間違いなしです!
また以下の記事ではオススメのドリッパーも紹介していますので、この際ドリッパーもこだわりたいという方はチェックしてみてください。
ドリップスタンドってなんで使うの?
おしゃれなカフェや大きなコーヒー店で横長のドリップスタンドにドリッパーを並べてコーヒーを入れている様子を見たことのある方もおられるかと思います。
でもご自宅ではドリッパーをいくつも並べてコーヒーを淹れることなんてないですよね。
それならドリップスタンドって必要なの?
必ず必要な道具ではないけどメリットもたくさんありますよ!
以下ではドリップスタンドを使うことによる様々なメリットについて解説していきます。
ドリッパーがサーバーやカップにあたらない
筆者自身は陶器製のドリッパーをよく使っていますが、陶器製のドリッパーをガラス製のコーヒーサーバーに直接セッティングするのって結構気を使うんですよね。
雑にやってしまうとガラスが割れてしまいそうです。
ドリップスタンドがあれば、スタンド上にドリッパーを置くため、ドリッパーとコーヒーサーバーが直接あたることはなく、ガラスが割れるような心配はありません。
カップに直接ドリップする場合でも陶器同士がカチャカチャ当たるのは気持ちよくないですよね。
ちなみに以下の記事ではおしゃれで可愛いコーヒーサーバーも紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
コーヒーの量を正確に測れる
ドリップする際に湯量をスケールで測りながらコーヒーを淹れている方もおられるかと思います。
コーヒーサーバーやカップの上に直接ドリッパーを置き、スケールにのせてしまうと、どれだけのお湯を注いだかは確認できますが、コーヒーサーバーやカップにどれだけのお湯が入ったかは確認できません。
スケールをかわすようにドリップスタンドを設置すれば、ドリッパー自体はスケールにのらないため、コーヒーサーバーやカップにどれだけのコーヒーが入ったかを測ることができます。
高さが調整できる
ドリップの高さを調整できるのもメリットの一つ。
個々人の身長や作業台の高さでコーヒーを入れづらいと感じている方もおられるのではないでしょうか。
そんな方であれば、高さ調整できるドリップスタンドを使うことで改善されるかもしれません。
抽出状況を目視できる
前述の高さ調整によるメリットは、コーヒーの抽出状況を目で見て確認したいかどうかにも影響してきます。
高さを調整することで、陶器製のコーヒーサーバーやコーヒーカップをお使いの方でも、コーヒーの抽出状況を確認できます。
コーヒー豆を蒸らす際など、「カップに直接ドリッパーをおいてるからお湯がおちてきてるか確認できない」なんてこととはおさらばです。
気分が上がる
お気に入りのドリップスタンドを使うことで気分が上がることもメリットの一つといえるのではないでしょうか。
ドリップスタンドを使うだけで毎日のハンドドリップにオシャレ感が増し、一気にハンドドリップ上級者になったような気分になります。
ドリップスタンドを使うだけで贅沢な時間に感じますよ!
毎朝コーヒーを楽しむ方であれば、朝から気分を上げてくれるのはメリットとして大きいですよ!
ドリップスタンド5選
ではここからは、素材やデザイン、価格帯の異なる5つのドリップスタンドを紹介していきます。
HARIO(ハリオ)V60オリーブウッドスタンド
- サイズ:幅15.6×奥行16.0×高さ24.8cm
- 重量:約1,135g
- 材質:木
- 高さ調整:不可
- メーカー定価(税込):13,200円
1921年創業の老舗メーカーHARIO(ハリオ)の「V60オリーブウッドスタンド」。
その名のとおり、オリーブの木を全面に使ったとてもおしゃれでかわいらしいドリップスタンドです。
気分を上げるための見た目のよさや木製であることにこだわりたい方にはオススメの一品です。
ただし高さ調整ができず、ドリッパーとコーヒーサーバーの距離が一定なため、サーバーに入ったコーヒーが意外と飛び散るという弱点も。
使ってみてその点が気になるようであれば、サーバーやカップの下に板などを置いて高さ調整することで改善しましょう。
またコーヒーサーバーやドリッパーとのセット販売のため、「スタンドだけでいいんやけど」という方にはイマイチですね。
使い勝手のよさでは他の製品に劣るかもしれませんが、唯一無二のデザインは魅力的。
毎日使うものだから「これかわいい」って直感で感じた方は迷う必要はないと思います。
KINTO(キントー)SCS-S02 ブリューワースタンド
- サイズ:幅16.5×奥行13.0×高さ25.0cm
- 重量:約460g
- 材質:木(土台)、真鍮(スタンド)
- 高さ調整:可
- メーカー定価(税込):11,000円
1972年に滋賀県で創業したKINTO(キントー)の「SCS-S02 ブリューワースタンド」。
シンプルながら一目で「おしゃれ」と思えるデザインではないでしょうか。
土台は木製(ウォールナット)、スタンドは真鍮性となっています。
購入者の声をみても、アンティーク感のあるデザインを気に入っている方が多いようです。
高さ調整ができるため、機能面での弱点もあまり見られません。
通販サイトなどでもあまり値下げされないようですが、価格に見合った品質を手に入れることができるはずです。
KINTOはコーヒーサーバーもシンプルながらおしゃれなデザインのものが展開されているので、揃えて使うのもいいですね。
KINTOのコーヒーサーバーも気になる方は以下の記事をご参照ください。
Rocks Motion(ロックスモーション)BRASS SINGLE COFFEE STAND
- サイズ:幅18.0×奥行14.0×高さ16.0〜30.0cm
- 重量:約905g
- 材質:木(土台)、真鍮(スタンド)
- 高さ調整:可
- メーカー定価(税込):16,500円
特別なギフトアイテムを手がけるRocks Motion(ロックスモーション)の「BRASS SINGLE COFFEE STAND」は高級感、重厚感と唯一無二のデザインが特徴。
真鍮性のスタンドは、ずれてこないようにしっかり締める点で注意が必要ですが、三つの調整ネジで高さ調整が可能。
サーバーやカップに合わせた高さで使うことができます。
アンティーク感のあるデザインのため、使わないときのインテリアとしても魅力的ですよね。
リーズナブルな製品ではなかなか得られない特別感を手に入れることができる商品です。
なお、ドリッパーやサーバーもセットでの商品となりますので、ご注意ください。
romo(ロモ)8mm Drip Stand
- サイズ:幅26.0×奥行13.0×高さ15.0cm
- 重量:約525g
- 材質:合金鋼
- 高さ調整:不可
- メーカー定価(税込):3,080円
romo(ロモ)の「8mm Drip Stand」は太さ8mmの六角レンチを加工して製作されたドリップスタンド。
無骨なデザインを気に入って購入されている方が多いようです。
幅があり、ドリッパーをスライドさせることができるため、コーヒー豆を蒸らす時や、ドリッパーから落ちきる際の雑味が含まれるとされるコーヒーもスムーズに捨てることができます。
当然、お店のように二つのドリッパーを並べられるため、ドリッパーや豆の違いによる味比べを楽しむこともできます。
シンプルながら理にかなったデザインで、使い勝手に優れているスタンドと言えますね。
縦使いして水筒にドリップしているという方も見受けられます。
お使いのサーバーやカップなどが低いものであれば、下に板などを置くことができるため、高さ調整ができない点もそこまで大きなデメリットではないと感じます。
反対に高さのあるサーバーを使い、その下にスケール(測り)を置いて湯量を測りながらドリップする方は注意が必要です。
高さの関係から、場合によってはうまくセットできない恐れがあるため、ご自身のサーバーやスケールの高さを把握した上で購入することをオススメします。
YAMAZAKI(山崎実業)tower コーヒードリッパースタンドシングル
- サイズ:幅14.0×奥行16.5×高さ13.5cm
- 重量:約385g
- 材質:鉄
- 高さ調整:可
- メーカー定価(税込):2,750円
スタンドにペーパーフィルターのホルダーが付いているのが特徴のYAMAZAKIの「コーヒードリッパースタンドシングル」。
ホワイトとブラックの2色が展開されています。
ドリップスタンドでホワイトのデザインって意外と少ないんですよね。
そのため、調理器具などを白で揃えられているご家庭には非常にオススメです。
主張の少ないシンプルなデザインもいいですよね。
シリコンのストッパーを動かすことで高さを調整でき、高さ18cmまでのサーバーであれば問題なく使用できます。
手の出しやすい価格も嬉しいですね。
ちなみにこちらの商品はペーパーフィルターのホルダーがない、よりシンプルなものも展開されています。
「横に未使用のペーパーフィルターがあると汚しちゃいそう」と心配な方はこちらの商品のほうがオススメですね。
比較一覧
V60オリーブウッドスタンド | SCS-S02 ブリューワースタンド | BRASS SINGLE COFFEE STAND | 8mm Drip Stand | tower コーヒードリッパースタンドシングル | |
サイズ (幅,奥行,高さ) | 15.6×16.0×24.8cm | 16.5×13.0×25.0cm | 18.0×14.0×16.0〜30.0cm | 26.0×13.0×15.0cm | 14.0×16.5×13.5cm |
重さ | 1,135g | 460g | 905g | 525g | 385g |
素材 | 木 | 木、真鍮 | 木、真鍮 | 合金鋼 | 鉄 |
高さ調整 | X | ○ | ○ | X | ○ |
一押しポイント | 木製にこだわる ならコレ! | シンプルで洗練 されたデザイン | 唯一無二の デザインと高級感 | 無骨なデザインと 実用性 | 2色展開で リーズナブル |
メーカー販売価格(税込) | 13,200円 | 11,000円 | 16,500円 | 3,080円 | 2,750円 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
木の無垢な感じにこだわりたい方であれば「V60オリーブウッドスタンド」一択ですね!
通販サイトだとメーカー販売価格よりかなり安く購入できますよ!
上品な感じや高級感で毎日の気分を上げたいという方であれば「SCS-S02 ブリューワースタンド」や「BRASS SINGLE COFFEE STAND」がオススメです。
シンプルなデザインか、特別感のある見た目か、といったあたりで好みが分かれるでしょうか。
リーズナブルに手に入れたいという方であれば「8mm Drip Stand」や「tower コーヒードリッパースタンドシングル」がオススメ!
それぞれ無骨な雰囲気とかわいらしい見た目とイメージが異なるのも選択肢としてはいいですよね。
おわりに
この記事では特徴の異なる5つのドリップスタンドを紹介してきました。
ハンドドリップでコーヒーを飲む方であれば、購入すれば毎日のように使うはずです。
またコーヒー好きな方へのプレゼントとしても喜ばれるのではないでしょうか。
一目見て気にいった商品があれば、毎日の生活が少しハッピーになること間違いなしですよ!
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