子育てをしていると、おしゃれな靴を履きたいけど、汚れるのが気になるって方も多いのではないでしょうか。
あまり高価な靴だと子どもに足を踏まれたり、遊んでる際に砂がかかったりした時に気になっちゃいますよね。
おしゃれしたい一方で、公園では絶対に砂まみれになるので、スニーカー選びって案外迷うんですよね。
子どもとは全力で遊びつつ、本当に気に入った靴じゃないとどうせ履かなくなるし、と考えちゃいます。
そこでこの記事では、子どもと遊ぶときにも使いやすく、かつ普段のオシャレにも使える黒スニーカー10選を紹介!
きれい目にもカジュアルにも使いやすく、ユニセックスで展開されているシューズを中心に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スニーカー選びのポイント
動きやすさ
子育てされる方のスニーカー選びでもっとも重視されるのは動きやすさ。
スニーカーなので動きやすいのは当然かもしれませんが、重すぎて長時間歩いたり、公園を走り回ったときに疲れやすいシューズもありますよね。
今回紹介するシューズの多くは、もともとスポーツやアウトドアのために誕生したものを中心に選んでいます。
そのため、動きやすさはもちろん、着用時のクッション性や疲れにくさにも優れたシューズばかりです。
バスケやテニスなどのために誕生した機能性に優れたシューズもたくさんありますよ!
汚れにくい、汚れが落ちやすい
子どもと公園で遊ぶとすぐに汚れちゃいますよね。
砂がかかったり、子どもに踏まれたりと、シューズが汚れる場面は多々あるかと思います。
汚れを気にするのであれば、以下の2つの視点でシューズを選んでみてはいかがでしょうか。
- 汚れにくい、もしくは汚れが落ちやすいレザーやスエード
- 汚れること前提で、ガシガシ洗えるキャンバス生地
レザーで表面がツルツルしているスニーカーは案外汚れがつきにくく、汚れても拭きとればすぐにキレイになります。
スエードのシューズはレザーよりも汚れがつきやすいですが、ブラッシングすれば簡単にキレイな状態にできます。
レザーやスエードは高級感、上品さがあって大人ファッションにいいですよね。
一方のキャンバス生地は、どんなに汚れてもガシガシ洗えるものが多いので、汚れを気にせず子どもと遊びたいという方に特にオススメ。
レザーやスエードとは反対に、カジュアルな服装が好きな方であれば、キャンバス生地のほうが使い勝手がいいかもしれませんね。
オシャレしたときにも使える
子どもと遊ぶときに履くスニーカーであっても、デザインがよくて普段のオシャレにも使いたいという方も多いのではないでしょうか。
今回紹介するシューズはデザイン性も高く、キレイ目な服装などでも使い勝手のよいものも紹介しています。
例えばセットアップのハズしで使えたり、スカートにも合わせやすいというのも、シューズを選ぶポイントになるかと思います。
動きやすさ重視とはいえ、やっぱり気に入ったデザインがいいですよね!
ちなみにオシャレ好きなお子さんとお揃いで履きたいという方は、Kutoon(クトゥーン)という子ども靴のサブスクリプションサービスもオススメです。
Kutoonでは2,000足の子ども靴のなかから毎月定額でそのときのお子さんの足のサイズにあったシューズをレンタルできます。
気になった靴があれば毎月交換できますので、気になった方は以下の記事をチェックしてみてください。
ママ、パパにオススメの黒スニーカー10選
ナイキ
エアフォース1
ナイキ(NIKE)のロングセラースニーカー、「エアフォース1(AIR FRCE 1)」。
1980年代後半に生産終了となるものの、根強い人気から復活を望む声が多く、1990年代から再生産された世界中で高い人気を誇るスニーカーです。
スニーカーとしての高い機能性とシンプルで使い勝手のよいデザインから、幅広い世代に愛されている名作。
レザーの高級感、上品さがあり、きれい目の服装からカジュアルなファッションまで、幅広く使えます。
レザーシューズながら、足の甲の部分にベンチレーションホールと呼ばれるたくさんの穴が設けられているため通気性があり、蒸れにくい作りとなっています。
ソールはクッション性とグリップ性に優れていて、子どもと遊ぶときでもとても快適に動けます。
ナイキの代名詞ともいえるエアクッションが内蔵されており、機能性抜群です。
履き口などが肉厚にしあげられており、靴擦れしにくいホールド感も魅力の一つです。
もともとバスケットボールシューズとして開発された製品だけあって、スニーカーとしての性能はバツグンです。
ブラックのレザーで重厚感のある印象を受けますが、履いてみるとその見た目とは裏腹にとても軽快なはき心地。
子どもたちと走り回るときにも快適に使え、シンプルで洗練されたデザインは、きれい目な服装にもマッチします。
サイズ感は一般的なスニーカーと同様の選び方で問題ありません。
ただし、脱ぎ履きのしやすさを優先される方であれば、ハーフサイズから1サイズ大きめを選ばれてもいいかと思います。
エアハラチ
ナイキ(NIKE)で脱ぎ履きのしやすさを優先する方であれば「エアハラチ(AIR HUARACHE)」がオススメ。
先に紹介したエアフォース1やラハール ローに比べて伸縮性のある素材が使用されています。
もともとランニングシューズとして登場した商品だけあって、軽量感やフィット感はバツグン。
当然カジュアルなコーディネートにはぴったり。
一方でフォルムがシャープなため、オールブラックを選べばきれい目な服装にも使いやすい。
こちらもローカットですので、細身のパンツ、ワイドなパンツ、スカートなど、幅広いボトムに合わせやすいです。
足首わまりがブーティのようになっており、靴下を履くようなフィット感で快適に履くことができます。
脱ぎ履きしやすいので、サイズ感は普段はいているスニーカーと同じサイズで問題ありません。
アディダス
スタンスミス
アディダス(adidas originals)のロングセラースニーカー、「スタンスミス( Stan Smith)」。
元テニスプレーヤーのスタンレー・ロジャー・スミスさんが名前の由来となっているテニスシューズとして誕生したスニーカーです。
ちなみに「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスにも認定されています。
もともとスポーツシューズとして誕生したことから、グリップやはき心地はバツグン。
ローカットであることから、脱ぎ履きもしやすいです。
装飾の少ないシンプルなローカットのため、様々な服装に馴染みやすく、黒を選ぶことでクールな服装にもよりマッチします。
スリムなジーンズでも足元がすっきりとおさまりますし、ワイドなパンツやロングスカートにもピッタリ。
スーツやセットアップのはずしにも使いやすいスニーカーです。
サイズ感は標準的とされており、普段履いているスニーカーと同じサイズを選べば問題なし。
筆者も通常のサイズ感で履き潰すほど愛用していました。
「世界で一番売れたスニーカー」ということもあり、使い勝手は折り紙付きです。
スーパースター
同じくアディダス(adidas originals)のロングセラースニーカー、「スーパースター(SUPERSTAR)」。
シェルトゥと呼ばれる貝殻のような爪先の形状とアディダスらしいスリーストライプが特徴的。
もともとバスケットボールシューズとして登場し、オールレザーの上品さや3本線のレトロ感から世界中で支持されています。
スポーツシューズとして誕生したため、はき心地はバツグン。
履き口のクッションも十分で、ローカットのため脱ぎ履きもしやすいです。
同じアディダスのスタンスミスと比べて少し丸みとボリュームのあるフォルムのため、スタンスミスと好みが分かれるかもしれません。
よりきれい目ならスタンスミス、カジュアル寄りならスーパースターといった印象でしょうか。
かわいらしさも併せ持ったデザインですが、ブラックを選ぶことで様々な服装にマッチしやすくなります。
オールブラックだと見た目が重くなりすぎると感じる方でも、ホワイトのスリーストライプがアクセントになってオススメです。
色味のある服装の足元を締めるなどのコーデにもほどよいデザインではないでしょうか。
サイズ感はスタンスミス同様、普段履いているスニーカーと同じサイズを選べば問題なし。
ローカットなのでそこまで靴紐を緩めずにも脱ぎ履きしやすいです。
コンバース
オールスター ハイカット
多くの人が一度は履いたであろう定番スニーカーの一つ、コンバース(CONVERSE)の「オールスター(ALL STAR)」。
誕生は1917年と、100年以上の歴史をもつスニーカーです。
コンバースがバスケットボールシューズの開発をはじめたことをきっかけに誕生したシューズです。
シンプルながらオシャレで使い勝手のよいデザインから、誕生から100年以上が経過した現在も、世界中で愛されている名作スニーカーです。
カラーバリエーションが豊富で、シーズンごとに限定カラーが販売されることから、複数所有していたという方も多いのではないでしょうか。
手の出しやすい価格で、あまり汚れを気にせずガシガシと履け、かつ様々なファッションにフィットする万能なモデルです。
ローカットも展開されていますが、デザイン的にはハイカットがクールでオススメ。
ハイカットでも靴紐をご自身にあった締め具合に調整することで、脱ぎ履きのしにくさもある程度解消されます。
足首周りがすっきりおさまるスリムなデザインなので、細身のパンツでもパンツのなかにキレイにおさまってくれます。
キッズモデルも含めてカラーバリエーションが豊富なため、家族で色違いで履くのもオススメ。
子どもサイズだとサイドにチャックが付いているため、お子さんでも脱ぎ履きしやすい仕様となっています。
リーボック
インスタ ポンプフューリー
リーボック(Reebok)を代表するスニーカー、「インスタ ポンプフューリー(INSTA PUMP FURY」。
1994年にランニングシューズとして誕生。
靴紐がなく、エアー(空気)で足にフィットさせる独特のシステムが特徴的なスニーカーです。
足の甲についているポンプボタンをプッシュすることで空気を注入し、フィット感を調整します。
脱ぐときはポンプボタンの近くにあるつまみで空気を抜けばOK。
独特なシステムをもつシューズのため、デザインも特徴的。
足の甲全体が空気室となっていて靴紐がないため、好き嫌いの分かれるデザインかもしれません。
デザイン自体が大きめな印象のため、レディースのサイズ感で見て「かわいい」と思ったものでも、メンズのサイズで見ると「でかっ‥‥」と感じることも。
細身のジーンズなどで足元にボリューム感を出す感じのコーデがよく合い、ロングスカートなどでも可愛らしさがでてオススメです。
履き口が結構広がるので、普段履いているスニーカーと同じサイズを選べば脱ぎ履きは問題ありません。
ニューバランス
CM996
ニューバランス(NEW BALANCE)なら「CM996」がオススメ。
ニューバランスは500番台、900番台、1000番台など、番号で特徴が分けられます。
900番台はシャープなモデルが多く、大人ファッションにも馴染みやすいのが特徴。
様々なカラーバリエーションが展開されているニューバランスですが、黒を選べば大人っぽさが際立ちます。
きれい目な服装はもちろん、ニューバランス独特のポップ感もあってカジュアルなコーデにもマッチします。
やわらかい生地で脱ぎ履きしやすいのも嬉しいですね。
もともと舗装された道路のランニングなどのために開発された製品だけあってグリップは十分。
ニューバランスは全体的にシューズ内のクッション性にも優れており、とても快適に履くことができます。
サイズ感は普段はいているスニーカーと同じサイズを選べば問題ありません。
ヴァンズ
オーセンティック
ヴァンズ(VANS)の「オーセンティック(AUTHENTIC)」は、非常にシンプルで使い勝手バツグン。
価格もリーズナブルなため、黒一色のモデルを選べば普段ばきにうってつけの一足です。
近所の買い物や子どもと公園で遊ぶなんてシーンでもシックなブラックなら野暮ったくなりにくく、ローカットで脱ぎ履きしやすいのも嬉しいポイント。
同じVANSのエラ(ERA)というスニーカーがよく似たデザインですが、オーセンティックはエラに比べてボリュームを抑えており、きれい目の服装にも合わせやすいです。
ただし、ヴァンズ自体がスケーター向けのシューズであるため、長時間歩いたり走ったりという使い方には他のメーカーに比べて劣るかもしれません。
ソールのグリップ力などには定評があるため、使い勝手は十分です。
ボリュームや高級感を重視される方でなければ、シンプルで使い勝手のいいオーセンティックは非常にオススメです。
サイズ感は普段履いているスニーカーと同じか、ハーフサイズ大きめがオススメです。
つま先が細めのデザインなのと、生地に厚みがなくシンプルなつくりで小さめに見えるため、全体のバランスを考えるとハーフサイズ大きめが無難かと思います。
オールドスクール
同じヴァンズ(VANS)でも「オーセンティックだとシンプルすぎる」という方におすすめなのが「オールドスクール(OLD SKOOL)」。
スエード素材の黒ベースにレザーの黒ラインというのがなんともいい感じ。
このラインはジャズストライプと呼ばれるヴァンズのシューズを象徴するデザインです。
飾り気のないシンプルさがウリのオーセンティックに比べて、派手すぎない程度の装飾がされています。
履き口にクッション性があるのもオーセンティックとの違いで、長時間履く際の快適性も確保。
スケーター向けのシューズですが、オールブラックを選べばどんな服装にも合わせやすいです。
アッパーにスエードが用いられているため、大人っぽさ、上品さも感じられます。
ボリュームがおさえられたスリムなフォルムなので、セットアップのはずしなどにも使いやすいです。
オーセンティック同様、スリムなデザインですので、ハーフサイズ大きめが使いやすいかと思います。
筆者自身もハーフサイズ大きめを愛用しています。
オールドスクールは長時間歩いても疲れにくく、キレイ目な服装にも違和感なくなじむので、使い勝手バツグンの一足です。
サロモン
SUPERCROSS4
ここ数年、筆者が愛用しているのがサロモンのSUPERCROSS4。
正直、これ一足でほとんどの服になじんでます。
GORE-TEX素材なので濡れても問題なく、砂まみれになっても表面を水洗いすればOK。
トレイルランニングのシューズを扱うメーカーのため、動きやすさや軽さは文句ありません。
最近、20代の方を中心に人気のあるメーカーですが、まだまだ人とかぶりにくいというのもポイントですね。
気になる方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
迷ったらエアフォース1かスタンスミス
今回10種類の黒スニーカーを紹介しましたが、迷った方、決めきれないという方はエアフォース1かスタンスミスがおすすめ。
レザースニーカーで高級感や上品さがあるので、きれい目の服装にも合わせやすい。
この2種類なら、まわりの親御さんからも「オシャレにも気を配ってるんだな」と見られること間違いなし。
両者ともスポーツシューズとして誕生したこともあり、当然公園などで遊ぶ際の動きやすさも十分です。
防水スプレーを使用すればより汚れにくく、レザーのスニーカーもキレイな状態を保ちやすくなります。
オススメは「クレップ」という防水スプレー。
アメトーークのスニーカー芸人でも紹介された、スニーカー愛好家からも高評価の製品です。
価格で選ぶならコンバースかヴァンズ
子どもと遊んですぐ汚れるのが気になる、いつ汚れるかわからないからリーズナブルなほうがいい、という方であればコンバースかヴァンズがおすすめ。
コンバースのオールスターやヴァンズのオーセンティックならキャンパス生地なので、汚れた際に水洗いできるのも嬉しいポイント。
ヴァンズのオールドスクールはスエード生地なので、砂ぼこりなどはブラッシングできれいにできます。
ちなみに我が家では妻がコンバースのオールスター、筆者はヴァンズのオールドスクールを愛用しています。
リーズナブルな靴で「汚れてもいいや」って気持ちでお子さんと思いきり遊びたい方、かつ普段きれい目な服装もするという方であれば、これらの靴が候補になるかと思います。
キッズサイズも展開されているので、手の出しやすい価格帯のシューズを家族お揃いで履くのもいいですね。
おわりに
子育てに励むパパ、ママの靴選びって結構悩むんですよね。
いつ汚れるかわからない、けどお気に入りのデザインの靴が履きたいっていう難しさがありますよね。
もちろん、子どもと遊ぶ際の動きやすさも重要です。
今回紹介したシューズの多くは、もともとその時代の最先端をいくスポーツシューズとして誕生したもの。
動きやすさはもちろん、デザイン性も高く、世界中で愛されている商品ばかりです。
きれい目な服装、カジュアルな服装、どちらにも合わせやすい黒のスニーカーは、一つ持っておけばとても使い回せるので、非常にオススメです!
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