お子さんとの相性は?スマイルゼミとチャレンジタッチを比較

子育て
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小学生のお子さんの自宅学習にスマイルゼミやチャレンジタッチを検討されているご家庭も多いのではないでしょうか。

A子さん
A子さん

でも子どもが真面目に取り組むか心配で‥‥。

Bさん
Bさん

お金払っても身にならないんじゃないかと不安なんだよね‥‥。

ロア
ロア

お子さんにあうものを選んで、取り組む工夫をしてあげましょう。

筆者の家庭では小学生の長女が1年以上、スマイルゼミを続け、毎日しっかりと勉強に取り組んでいます。
スマイルゼミでは、子どものモチベーションを維持する仕組みが工夫されています。
そして始めるにあたっては、ご家庭でのルールを決めておくことも重要かと思います。

この記事では、以下のポイントを解説しています。
スマイルゼミとチャレンジタッチは学習の画面などでかなり毛色が違いますので、お子さんにあうものを選ぶ参考にしてください。

この記事のポイント

・スマイルゼミの学習方法やモチベーション維持の仕組み
・スマイルゼミを続けた子どもの変化
・スマイルゼミとチャレンジタッチの比較
・タブレット学習におけるアドバイス

スマイルゼミとは

まずはスマイルゼミの学習コースやそれぞれの費用などの概要を紹介します。

概要



スマイルゼミは、一太郎などのソフトウェア開発を手がける(株)ジャストシステムが運営しているタブレット端末を用いた通信教育システムです。
幼児(年中コース)から中学3年コースまで設けられています。

小学生コースでは、国語、算数、英語、理科、社会の5教科(1,2年生は理科、社会を除いた3教科)に加え、プログラミングの勉強もできます。
特に英語の評判がよく、顧客満足度の調査結果により「イード・アワード2021」の小学生部門では、以下のような評価を得ています。

  • 総合満足度 最優秀賞
  • 子どもが好きな英語教材
  • 継続しやすい英語教材

子どもが勉強を続けられる仕組みがいくつもあり、今では多くの小学生の自宅学習を支えています。

標準クラスと発展クラス

スマイルゼミでは通常料金の「標準クラス」に加え、追加費用を払うことでより高度な学習が受講できる「発展クラス」が用意されています。

「標準クラス」は教科書の内容や学習習慣を定着させることを目的とし、1日の学習時間は20分程度を目安としています。
主なターゲットは「学校の予習、復習程度の自宅学習を習慣づけたい」というご家庭です。

ロア
ロア

我が家でも実際20分程度で学習を終えています。

より高度な学習ができる「発展クラス」は、教科書の範囲を超えた発展問題などを解く力を養うことを目的としており、標準クラスの1.5倍程度の学習時間を目安としています。
学習習慣がすでに身についており、難易度の高い問題に挑戦したいお子さんや中学受験をお考えのご家庭をターゲットとしています。

英語プレミアム

また、英語を重点的に学習できる「英語プレミアム」という特別授業も用意されています。
英語プレミアムは、学習の目的やお子さんのレベルに応じて3つのコースが用意されています。

1年生、2年生におすすめとされる「HOPコース」は、ネイティブの発音に触れる機会を増やすことに重点をおいています。
英語で聞く歌や絵本を教材に、ネイティブの英語を聞く力やマネして話す力を養うことができます。

3年生から6年生をターゲットとした「STEPコース」は、「聞く、話す、読む、書く」といった力を身につけることを目的としています。
HOPコースよりも丁寧な発音学習や、文字と発音の関係などを深く学ぶことができます。

また、「英検対策コース」では、英検5級から2級までの学習が可能です。
低学年でも一人で学習できるよう、漢字には振り仮名がつけられています。
模擬試験の結果から、お子さん一人一人の弱点を補うようオーダーメイド型の試験対策が可能で、このあたりの実績が「イード・アワード2021」での英語学習の評価につながったものと考えられます。

なお、受験や英検などの英語ではなく英会話を学びたい、学ばせたいというご家庭であれば、個人的にはオンラインの英会話などのほうがオススメです。
タブレットでの英語学習はどうしても一方通行になりがちのため、会話できるほうがどんどん英語を吸収できるからです。
オンライン英会話については以下の記事でくわしくまとめており、案外リーズナブルな教室もあるため、気になる方はチェックしてみてください。

タブレット費用は10,978円(税込)

入会にあたり、専用タブレットを購入する必要があります。
なお、退会したあとはタブレットを返却する必要はありません。

専用タブレットは、12ヶ月以上の継続利用を前提としているため、12ヶ月未満で退会すると追加費用が発生します。
6ヶ月未満で退会するとかなりの追加費用を払うこととなるため、受講料を払い続けてでも12ヶ月以上続けるべきでしょう。
専用タブレットの購入費用(いずれも税込)は以下のとおりです。

退会時期一括払い12回分割払い
12ヶ月以上(標準料金)10,978円1,078円×12
6ヶ月未満10,978円+32,802円10,978円+43,780円−退会までに払った分割費用
6ヶ月以上12ヶ月未満10,978円+7,678円10,978円+20,614円−退会までに払った分割費用

受講料は3,278円(税込)から

受講料は月額3,278円(税込)からとなっていますが、この金額は小学1年生、標準クラス、12ヶ月一括払いのケースです。
スマイルゼミでは、以下の条件から月額受講料が決まってきます。

  • 学年(進学するごとに費用アップ)
  • 標準クラスか発展クラスか
  • 英語プレミアムの受講
  • 支払い方法(毎月払い、6ヶ月一括、12ヶ月一括)

スマイルゼミのホームページで会費シミュレーションが可能ですが、12ヶ月一括払いをモデルとした場合、月額受講料(いずれも税込)は以下のようになります。

学年標準クラス発展クラス英語プレミアム
HOP/STEP
英語プレミアム
英検
1年生3,278円+550円+748円+3,278円
2年生3,520円+880円+748円+3,278円
3年生4,180円+990円+748円+3,278円
4年生4,840円+990円+748円+3,278円
5年生5,720円+990円+748円+3,278円
6年生6,270円+990円+748円+3,278円

スマイルゼミの学習方法

ここからはスマイルゼミの学習方法について紹介していきます。

入会するとタブレットが届く

入会手続きが完了すると専用タブレットが送られてきます。
タブレットにはカバーとタブレット用のペンが付いています。
カバーは入会時にピンクかブルーを選択可能です。

学習に使用するのはタブレットのみで教材などは一切ないため、余計なもので部屋が散らかることもありません。

タブレットが届けばインターネット設定をするだけで学習環境が整います。
お子さんが通われている学校を設定することで、学校の勉強に合わせた学習環境が整います。

その日の勉強はミッションで設定

勉強は科目やレベルを子どもが自ら選択しますが、その日にこれだけはやろうというミッションも設定されます。
ミッションは各科目をバランスよく、自動的に組まれますが、保護者が設定することもできるため、苦手な科目の強化に使うこともできます。

選択問題も多いですが、数字や漢字はタッチペンを使って手書きで回答するものが多く見られます。
各科目とも、学校の学習状況に合わせた問題が出題されます。

また、低学年のお子さんは学校でやらない英語やプログラミングといった科目も勉強できます。
学校では習っていない状態でもできる簡単なレベルからスタートするので、子どもは興味本位で取り組んでくれます。

学校では習っていない英語やプログラミングの勉強も可能

画面上は無駄な装飾が少ない

画面上には子どもが気の散るキャラクターやハデな装飾が少なく、学習に集中しやすい印象を受けます。
この点は、キャラクターや装飾が派手な印象のあるチャレンジタッチとは大きな違いを感じます。

ご自身の学校を登録することで、学校の学習に合わせた勉強が可能

モチベーション維持のしくみ

スマイルゼミでは、子どもが自発的に勉強する仕組みが上手にくまれています。
ここでは、子どものモチベーション維持につながるポイントを紹介していきます。

親との通信「みまもるネット」

子どもの学習状況はメッセージアプリ「みまもるネット」を使えば保護者のスマートフォンなどで確認することができます。
子どもとメッセージのやりとりもでき、スマホなどを持っていない子どもにとっては親とのメッセージのやりとりもモチベーション維持につながります。

ロア
ロア

かわいい応援スタンプもたくさん用意されていますよ。

学習の開始、終了やミッションのクリアなどが自動的に報告されるため、普段家にいる時間の少ない親御さんもお子さんの学習状況が把握できます。

スター獲得

スマイルゼミでは、問題やミッションをクリアすることで「スター」をもらうことができます。
スターを集めれば様々なご褒美があるため、子どもの自発的な学習につながります。
問題の難易度によってもらえるスターの数が異なるため、難しい問題にも積極的にチャレンジできます。

マイキャラ(自分の分身)

スマイルゼミの中では自分の分身(マイキャラ)を設定できます。
スター獲得によるご褒美のひとつがマイキャラのコスチュームやアイテムをスターと交換できるというもの。
期間に応じてアイテムが更新されるため、新しいアイテムをもらうために勉強を頑張れます。

アイテムは非常に多く用意されているため、「次は頑張ってこの服をもらう!」と飽きずに楽しめるようです。
ハロウィーンやクリスマスなどは、季節限定のアイテムもたくさん登場します。
マイキャラの名前は自由に決められるため、アニメのキャラクターの名前をつけ、そのキャラに似た服装を着せたりという感じで楽しむお子さんも多いようです。

表彰システム「スゴいキミ!」

学習を頑張れば、表彰システム「スゴいキミ!」で自身のマイキャラが表彰されます。

前月にクリアしたミッション(課題)の数や連続して勉強した日数に応じてランクが分けられ、自身のマイキャラがオンライン上で表彰されるものです。
子どもはこれが嬉しいようで、少しでもいいランクにあげようと勉強を続けることができるようです。

ちなみにスゴいキミのランクは上からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、ホワイトの5段階。

プラチナランクを目指す

スゴいキミではミッションクリアの連続日数、ミッションのクリア個数、難易度の高いチャレンジミッションのクリアなどの複数の項目ごとにランク付けされ、その中でもっとも良いランクがその子のランクになります。
(ミッションクリア連続日数がプラチナなら、他の項目がシルバーなどでもプラチナランクになるようです。)

ちなみにランク分けの基準は公表されていませんが、2021年7月現在、以下のようなところがおおよその目安のようです。
我が家の長女の結果を見ていると他の要因も複合的にからんで結果が決まる点もあるようなので、あくまで目安です。

ランクミッションクリア
連続日数
ミッション
クリア個数
チャレンジ
ミッション
プラチナ28日以上120個以上パーフェクトにする
ゴールド21日以上100個以上
シルバー11日以上70個以上

プラチナランクになるのは結構ハードルが高いため、プラチナランクになる、ランクを維持するといったこともモチベーションにつながります。

ゲーム

スター獲得のご褒美の一つとして様々なゲームも用意されています。
問題をクリアすると、問題のレベルに応じて最大3個のスターを獲得でき、スター1個あたり3分のゲームができます。
ゲームは多くの種類が用意されており、男の子向け、女の子向けのものや、難易度も様々なものがあるため、ゲームに慣れている子、慣れていない子、それぞれが楽しめるように工夫されています。

スマイルゼミを続けた結果

自宅学習の習慣ができた

筆者の家庭では、その日のミッションは必ずやるというルールを作っています。
このことにより、土日も含めて自宅で学習する習慣がつきました。

スマイルゼミがなければ、学校の宿題以外に自宅で勉強することはなかったと感じます。
ですが、スマイルゼミがあるおかげで、言われずともミッションを行う習慣ができたのは非常によかったポイントです。

勉強への抵抗がなくなった

スマイルゼミでの勉強は、タブレット学習ということもあってか、あまり抵抗なく取り組んでいます。

ミッションで勉強すればゲームなどで遊べることもあって、すんなりと毎日の学習に取りかかっています。
机に向かって教科書と鉛筆で勉強するという勉強への姿勢と大きく違うため、勉強への抵抗をなくすという点はタブレット学習の大きなメリットとなります。

2週間のおためしが可能

スマイルゼミでは、約2週間、無料でおためしが可能です。
通常の入会手続きを行い、おためし期間内にタブレットを返却すればタブレット代も月額費も全額返金されるというもの。
入会手続きは数分(2分程度)で終わります。

入会を迷われているご家庭はとりあえず入会し、おためし期間でのお子さんの様子を見て継続するかを判断することをおすすめします。

おためし期間は入会時、もしくはタブレット発送時にメールで案内いただけ、返却時期もはっきりしているため、安心しておためしできます。



チャレンジタッチとの比較

スマイルゼミをスタートするかお悩みのご家庭の中には、進研ゼミの「チャレンジタッチ」とどっちにしようか迷われている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、スマイルゼミとチャレンジタッチについていくつかのポイントを比較しています。

チャレンジタッチはHPがわかりづらい印象

会費などを調べるにあたって両社のホームページをご覧になられる方も多いと思いますが、ホームページはスマイルゼミのほうがわかりやすいと感じます。

入会にあたり一番気になるのが受講料かと思いますが、どちらのサイトも受講料の掲載ページは探しにくい印象を受けました。
それに加え、チャレンジタッチはどれが標準料金でどれが有料オプションなのかがわかりにくいように感じます。
チャレンジタッチはトップページで様々な情報が掲載されていますが、「で、結局いくらかかるの?」というふうに感じる方も多いのではないでしょうか。

一方のスマイルゼミもトップページで様々な情報が掲載されている中で、「会費シミュレーション」のボタンがあるため、そこをクリックすれば実際の会費が計算できます。
スマイルゼミへの入会を迷われているご家庭は、まずお子さんの条件でいくらかかるかを会費シミュレーションで算出されるといいと思います。

タブレット費用はチャレンジタッチがおトク

チャレンジタッチは6ヶ月以上継続した上で、タブレットを返却すればタブレット費用は0円となっています。
また、6ヶ月未満で退会した場合でも、タブレット費用は9,900円(税込)となっています。

退会後はタブレットを返却してもOKというご家庭であれば、タブレット費用はチャレンジタッチがかなりおトクです。

受講料もチャレンジタッチがおトク

チャレンジタッチの12ヶ月一括払いでの月額受講料(いずれも税込)は以下のとおりです。

学年標準考える力
プラス講座
プログラミング
講座
オンライン
スピーキング
1年生2,980円+2,403円+2,900円+990円/回
2年生3,180円+2,403円+2,900円+990円/回
3年生3,740円+2,787円+2,900円+990円/回
4年生4,430円+3,667円+2,900円+990円/回
5年生5,420円+3,998円+2,900円+990円/回
6年生5,730円+4,268円+990円/回

2021年7月現在、標準の受講料はチャレンジタッチが1割ほど安く設定されています。
「基礎コース」と「応用コース」の二つのコースが用意されていますが、「応用コース」でも追加費用がかからないのもポイントです。
また、チャレンジタッチでは約1000冊の電子書籍や漢検・英検対策も無料で利用することができます。

有料オプションもありますが、タブレットも含めた費用面だけ見ればチャレンジタッチがおトクです。



チャレンジタッチは画面がハデ

チャレンジタッチの画面はスマイルゼミと対照的に、キャラクターが出てきたり演出があったりでハデな印象を受けます。
スマイルゼミに比べて、キャラクターの吹き出しや動画などを多用しています。
学習の画面でもキャラクターが登場し、ハデな演出によってゲーム感覚で学習を進めるといった雰囲気です。

キャラクターと楽しく学習を進め、勉強を好きになれる子はチャレンジタッチがよいでしょう。
反対に、集中力が保てるか心配というお子さんに対しては、演出が控えめで学習に集中しやすいスマイルゼミがオススメです。

タブレットの性能はスマイルゼミ

チャレンジタッチの利用者の意見でよく聞かれるのが「タブレットに手をつくとタッチペンで書けない」というもの。
スマイルゼミのタブレットは「静電容量式」、チャレンジタッチのタブレットは「抵抗膜方式」となっており、その違いが性能の差にあらわれているようです。

両社ともタッチペンを使って文字を書く講座がたくさん用意されています。
その中で「タブレットに手をつくとタッチペンで書けない」というのは子どもにとってかなりのストレスですし、正しいペンの持ち方を身につける時期にヘンなペンの持ち方が身についてしまいそうで不安に感じます。

我が家で1年以上スマイルゼミを使ってみて、子どもにそういったストレスはないようです。
チャレンジタッチのほうがタブレットが安価な一方、タッチペンを使った記述式の学習に対するタブレット性能はスマイルゼミのほうが定評があります。

標準コースでの学習量はスマイルゼミ

スマイルゼミの1日の学習時間は、標準クラスで「20分程度」、発展クラスで「30分程度」が目安とされています。

一方のチャレンジタッチは1,2年生で「10分程度」、3〜6年生で「15分程度」が目安とされています。

受講料はチャレンジタッチが1割程度おトクですが、1日の学習量はスマイルゼミのほうが充実しているようです。

なお、標準的なコースで学習できる教科は両社とも違いはありません。

教材付録と赤ペン先生

スマイルゼミになくてチャレンジタッチにあるものが「教材付録」と「赤ペン先生による手書き添削」。

「教材付録」は、毎月、実験をするなどのテーマに基づいた教材が届きます。
実際に手にとって学習できるというメリットがある一方、お片づけが苦手なお子さんであればおうちが教材で片付かない恐れもあります。

また、問題を解いた際、スマイルゼミでは自動で正誤が判定されます。
答え合わせに時間がかからない反面、具体的なアドバイスには欠けてしまいます。

一方でチャレンジタッチでは、赤ペン先生(個別担任)による手書き添削が用意されています。
通常の問題では自動で正誤が判定されますが、毎月の学習の仕上げとして行う記述問題では、最短翌日から3日程度で手書き添削の結果がタブレットに返却されます。
自動添削と違い、先生にチェックされる、してもらえると意識できる問題があるのは、学習を続ける上では重要かもしれません。

比較ポイントまとめ

スマイルゼミのおすすめポイント

・無料体験で実際にタブレットを触れる
シンプルで学習に集中しやすい画面
・チャレンジタッチより学習時間が充実
・英語に定評あり
・タブレットの性能がよく、書き問題も充実

チャレンジタッチのおすすめポイント

・スマイルゼミよりリーズナブル
・勉強感が薄く、苦手意識のある子でもできる
・学習テーマに基づく教材付録あり
・赤ペン先生の手書き添削あり

以上の比較からの結論としては、「スマイルゼミ」は遊びの要素が少なく、学習の側面が強いため、勉強に抵抗のないお子さんであればすんなり取り入れられると思います。
そのご褒美としてゲームができたり、マイキャラのアイテムをもらえたりと、まずは学習ありきの印象です。
約2週間の無料体験をした上で続けるかを決められるのも大きいですね。



一方の「チャレンジタッチ」は、学習の場面でも動画やキャラクター、イラストが多用されているため、楽しみながら勉強できるイメージ。
勉強に苦手意識のあるお子さんでも入りやすいよう工夫されている印象を受ける反面、勉強色が薄いため、集中して続けられるかなという心配も感じます。

ちなみに我が家は、ある程度勉強に特化したものが良いと感じたため、「スマイルゼミ」を選択しました。
教材が不要で、タブレット一つあれば学習可能なため、部屋も散らからずに助かっています。



ちなみに勉強嫌いのお子さんであれば「すらら」という教材も選択肢になります。
すららは、お子さんのレベルにあった問題が提供されるなどの工夫がされています。

不登校のお子さんや発達障害のあるお子さんにも対応しており、「スマイルゼミやチャレンジタッチの勉強についていけるか不安」という勉強が苦手な子にはすららがオススメです。

利用時のアドバイス

これからスマイルゼミを始めるというご家庭には、僭越ながらいくつかアドバイスを送らせていただきます。
タブレット学習に関しては、注意すべき点もいくつかあるのが事実。
我が家の長女が1年以上スマイルゼミを続け、学習状況の波などを見ていると、お金のムダ遣いにならないためにはいくつかのルール決めも必要かと思います。

時間を決める

スマイルゼミを始めると、子どもが自発的に勉強するようになりますが、ご褒美のゲームをする時間も生まれてしまいます。
そのため、「何時から何時まで」とか、「1日何分」といった時間に関する約束を作って取り組むほうが良いでしょう。
我が家では「1日30分で、最初にミッションはすべて終わらせる」といった約束を設けています。

学習してなければ解約

せっかくお金を払ってるのに子どもが学習してくれなければお金のムダ遣いですよね。
そのため我が家では、学習しない期間が続けば解約することをルールとしています。

きっかけはスマイルゼミを始めて半年以上が経過し、表彰システム「スゴいキミ!」でそれまでプラチナランクを継続していたのが、二ヶ月続けてシルバーランクに落ち込んだこと。
娘自身もスマイルゼミのある生活に慣れ、少しダレてきた時期だったのかと思います。

その後、我が家では「二ヶ月連続してゴールドランク未満だったら解約」というルールを作りました。
子ども自身はスマイルゼミを続けたいようなので、そのルールを決めてからは学習のペースが戻ってきました。

スマイルゼミを数ヶ月続けて、学習ペースが落ちてくるようであれば、このようなルール決めも有効です。

ブルーライトカットのメガネ

タブレット端末を使用するため、子どもの目を守るために我が家ではブルーライトカットのメガネを使用しています。
どれほどの効果があるかはなかなか実感できませんが、学校でもタブレット学習が進んでいるため、少しでも子どもの目を守れればと思い購入しました。

子ども用のブルーライトカットメガネも今では様々なメーカーから売り出されており、可愛いデザインのものも多くあるため、お子さんと一緒に選ぶのも楽しみの一つになるかもしれません。
ちなみに我が家はJINSのアナと雪の女王モデルのものを使用しています。

おわりに

我が家の長女は、スマイルゼミがなければ学校の宿題以外に自宅学習することなんてなかっただろうなと思うくらい、スマイルゼミに学習面を助けられています。

ここまでにも紹介したように、スマイルゼミは約2週間の無料体験が可能です。
「どうしようかな」とお悩みのご家庭は、「うちの子と相性が良ければラッキー」という程度の気持ちで無料体験を受けるのもいいかと思いますよ!







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