ポケモン(ポケットモンスター)に興味をもったお子さんに「パパ!ルカリオ調べて!」と毎日のようにお願いされ、その度にスマホで検索するといったご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなご家庭であればポケモン図鑑の本を購入されることをおすすめします。
1冊1,000円程度から購入できてコスパは抜群です。
でもいろいろなポケモン図鑑が出版されててどれがいいのかわからない…..。
ここで紹介するのは厳選した4冊だけ!これだ、というものが見つかりますよ!
この記事では最新版(2024年10月時点)のおすすめのポケモン図鑑4つの特徴を紹介しています。
また、子育て家庭にポケモン図鑑をおすすめする6つの理由も併せて解説しています。
子ども一人で読めるので、パパママの自由な時間も増えますよ!
ポケモンに興味をもち「知りたい!」という子どもの好奇心を上手に活かせば、子どもが自分で調べたり行動したりできるようになるきっかけにもなりますよ!
筆者の家庭では、小学生の娘にポケモン図鑑を一冊購入したことで、スマホでの検索をせがまれなくなっただけでなく、様々なメリットがありましたので、紹介させていただきます。
この記事の対象読者
・ポケモン好きなお子さんのいるご家庭
・オススメのポケモン図鑑を知りたいご家庭
・子どもの好奇心を活かしたい親御さん
・ゆっくりできる時間を増やしたいパパママ
ポケモン図鑑とは
ポケモン図鑑はポケットモンスターのキャラクターを網羅的に掲載した書籍です。
様々な形態のものがいくつかの出版社より出版されています。
ポケモンは1996年にゲームボーイ用ソフトとして発売され、当初登場したモンスターは151種類でした。
また翌年の1997年からはアニメが開始され、登場から26年が経過した現在でも子どもに非常に人気のあるコンテンツです。
アニメでは26年間主人公をつとめたサトシのストーリーが終了し、2023年4月から新しい主人公、リコとロイという男女二人のストーリーがスタートしました。
小学生のころにポケモンをしていたので、娘と一緒にゲームやアニメを楽しめるのは感慨深いです。
筆者のように、お子さんのいるパパママでもご自身が子どものころに夢中になって遊んだ方も多いのではないでしょうか。
ポケモンが登場してから28年の間に多くのシリーズが発売され、その都度、ポケモンの種類は増え続けています。
2024年現在、最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット、ゼロの秘宝」までに登場したモンスターの種類はおよそ1030種類に上ります。
「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)」でついに1000匹の大台を超え、追加コンテンツとして出されたゼロの秘宝(前編:碧の仮面、後編:藍の円盤)でもさらに新たなポケモンが加わっています。
筆者も小学生のころにゲームボーイで「ポケモン グリーン」を楽しんでいたため、そのころから考えると信じられない数のキャラクターが登場しています。
また、ポケモンによっては生息する地方によって異なる姿を見せたり、フォルムチェンジといった形で姿を変えたりなど、種類数以上に様々な姿を見ることができます。
ポケモン図鑑ではそのような多くのキャラクターが掲載され、それぞれの特徴なども解説されているため、子どもは夢中になって読むことができます。
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子どもがポケモンに夢中になるのは
魅力的なキャラクターの多さ
シリーズ誕生から28年が経過した今も、子どもたちがポケモンに夢中になる一番の理由は、やはり個性あふれる様々なキャラクターのおかげではないでしょうか。
筆者も子どもがポケモンスカーレットを手にしたのをきっかけに、約20年ぶりにポケモンをプレイしましたが、昔のポケモンに比べて進め方の自由度が非常に高く、夢中になってしまいました。
様々なポケモンから自分だけのメンバーを選ぶ楽しさがあり、昔に比べてストーリーもとても厚みがあるため、大人でもストーリークリアまで楽しむことができました。
ポケモンはシリーズごとに新しいポケモンが増えていきますが、シリーズごとに異なる地域で冒険をしている設定になっています。
そのため、地域ごとに違ったポケモンが登場するのはもちろん、同じポケモンでも地域によって姿が異なったりと、子どもの刺激になるポイントが盛りだくさんです。
親子の共通の話題にも
筆者の家庭では「ゲームを買ったらゲームばかりしそうだから」という理由でゲームの購入を避けていました。
ですが、ゲームがなかった頃にはテレビでYouTubeをぼーっと見ている時間が長く、知り合いから「ゲーうのほうが自分で考えるからテレビ見てるよりよっぽどマシだよ」という声を聞き、Nintendo Switchとポケモン スカーレットをサンタさんにいただきました。
結果的にはNintendo Switchは親がプレイ時間の管理が可能なため、「テレビを見てるよりよっぽどマシ」という知り合いの声に心から納得しました。
長女も「ゲーム始めてからパパとポケモンの話ができるのが嬉しい!」と、親子間での共通の話題ができ、ゲームさせてあげてよかったなと感じています。
親子ともにゲームをしていると、親子で対等に話をできる話題ができ、ときには親が子どもに教えてもらったりというシーンも生まれます。
先日読んだ芸人の小籔千豊さんが書籍で同様のことが書かれていて、心のなかで大きく頷いてしまいました。
小藪さんは書籍「ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由」という本も出版されていて、ゲームに否定的な親御さんにこそ読んでみてほしい一冊です。
筆者と同じように子どもが「ゲームはしないけどテレビばかり見てる」とお悩みのご家庭は、Nintendo Switchを思い切って買ってしまうのもオススメですよ!
ポケモン図鑑がおすすめな6つの理由
ここではポケモン図鑑が子育て家庭におすすめできる6つの理由を紹介していきます。
パパママの自由な時間が増える
子育て家庭にとって嬉しいのが、子ども一人で本を読んでくれて、パパママの時間が増えるという点。
これ、小さなお子さんのいる家庭には大きなポイントですよね!
本一冊でゆっくりできる時間が増えるなんて最高ですよね!
筆者の家庭は娘が2人いるので、姉妹だけでよく読んでくれてます。
文章の多い児童書だと、小さいとなかなか一人で読んでくれない子も多いと思います。
ですが、ポケモン図鑑ならイラストが多く、どのポケモンが何に進化するかなど、小さい子にもわかりやすいので、子どもだけでも十分に楽しんでくれます。
好奇心が自発性につながる
冒頭に紹介したように、子どもに頻繁に「スマホでリザードン調べて!」とか言われる親御さんも多いかと思います。
ポケモン図鑑が一冊あれば、子どもが自分で本をめくって調べることができます。
「ポケモンが好き」、「このポケモンのことが知りたい」という好奇心に対して自分で調べる、行動する習慣につながります。
一人遊びが苦手で、ご家庭でいつもお父さん、お母さんにひっついているお子さんでも、一人ですごす時間が増えるかもしれません。
お子さんといる時間の長いお母さんなどであれば、子どもが一人遊びしてくれる時間が少しでもあれば助かりますよね。
少し芽生えた子どもの好奇心に対して一冊の本で応えることができ、一人遊びの時間も生まれるのであれば、コスパ最高ではないでしょうか。
>>子どもが自発的に行動できないのは親のせい?指示待ち人間にしてしまう育児
本を読む習慣が身につく
ポケモン図鑑ではキャラクターのイラストだけでなく、身長や体重、特徴などが解説されています。
子ども向けの書籍なのでフリガナもふられており、子どもが自分で読むことができます。
普段、本を読む習慣のないお子さんでも、好きなキャラクターの特徴を記したちょっとした解説文であれば無意識のうちに読んでしまうのではないでしょうか。
「うちの子はなかなか本を読まない」とお悩みのご家庭も多いかと思います。
子ども自身が「読んでみよう」という本が見つからないご家庭では、このようなちょっとした文章から読書の習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに筆者と同じように小学生のお子さんのいるご家庭向けのオススメの児童書などは以下の記事で紹介しています。
あまり読書の習慣がないお子さんでも、イラスト付きの読みやすいストーリー、文章量なので、気になるご家庭はチェックしてみてください。
お絵かきが楽しめる
小学生にもなると、好きなキャラクターの絵を見ながら模写してイラストを描くお子さんも多くなるかと思います。
ポケモン図鑑ではシンプルなものから複雑なものまで、バリエーション豊富なキャラクターのイラストが掲載されています。
そのため、小さな子でも「このキャラクターなら自分も描けるかも」と思えるキャラクターも多く、イラストの練習には非常におすすめです。
親子で一緒にお絵かきを楽しんだりもできますよ!
筆者自身、小学生のころにポケモンのキャラクターを模写したり、二つのキャラクターを自分なりに合体させたりしてお絵かきを楽しんでいました。
幼稚園児や小学生低学年のお子さんでも、模写して絵を描く楽しさを身につけることができるのではないでしょうか。
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学力UP!?文字も覚えられる!
ポケモン図鑑を読むことは子どもの学力の向上にもつながると思われます。
ネットなどを見ていても「自分のまわりでポケモンやってる人は頭がいい人が多い」なんて書き込みも見られます。
小学生でなら「文字を読む習慣が身につく」、「キャラクターを覚える」の2点が大きいと考えています。
ちなみに実際にゲームを楽しむお子さんであれば、バトルで勝つための戦略を考えるなど、かなり頭を使うことも影響として考えられます。
私自身、娘の友達(小学生)にバトルで負けたりします。
「文字を読む」ことは、先述の読書力の向上だけでなく、「文字を覚える」のにも効果的です。
親御さんの中にも、子どものころに読んだ漫画でいくつかの漢字を覚えたという方もおられるのではないでしょうか。
通販サイトのレビューなどでも「4歳の息子がカタカナを覚えました」などのコメントが見受けられますし、実際に筆者の知り合いの親御さんも「ポケモン図鑑でカタカナ覚えた」と仰っていました。
楽しく読める本でカタカナや漢字を覚えることができれば最高ですよね。
ちなみに、お子さんに「まずはひらがなやカタカナを覚えてほしい」という親御さんであれば、ポケモンを使った教材もオススメです。
ポケモンのキャラクターに関連づけて文字を学習していけるので、普通の学習教材に比べて子どもが学習に前向きになってかなり効率があがります。
以下の記事ではポケモンを使った学習教材を紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
また約1000種類ものキャラクターを楽しんでいるうちに覚えていくことになります。
ホントにポケモン好きな子であれば、すべてのキャラクターを覚えている子もいるのではないでしょうか。
約1000種類ものキャラクターに対して姿形と名前をセットで覚える機会なんてなかなかないため、子どもにとっては非常にいい脳のトレーニングになるのではないでしょうか。
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会話のきっかけにも
ポケモンをたくさん知っていることは会話のきっかけにもなります。
これは友達との会話だけでなく、先にも述べたように親子の会話でも非常に有効です。
小学生になるとまわりの友達にもポケモン好きな子がいたりして、「何のポケモンが好き?」といった会話もしばしばあるようです。
ピカチュウしか知らない子だと、そんな会話にもなかなか入っていけませんよね。
また親子間でもお互いが知ってるポケモンで会話が弾んだりします。
ポケモン図鑑は大人が見てても結構楽しいので、子どもと一緒に見ながら「これはママも知ってるよ!」とか、子どもとのコミュニケーションにつながります。
ときには昔に覚えた子どもの知らない知識を披露することで子どもに「パパすごーい」と思ってもらえることもあるかもしれませんよ!
筆者の家庭はお出かけで子どもが退屈しそうなときは、ポケモン図鑑を持っていきます。
我が家は外でゲームしたり、パパママのスマホで動画を見たりするのはNGなのですが、ポケモン図鑑が一冊あれば、退屈せずに楽しんでくれます。
【2024年最新版】おすすめのポケモン図鑑
ここからは現在出版されているポケモン図鑑から、おすすめの商品4つについて、そのポイントを解説していきます。
いろいろ読みしましたが、ほんとにオススメの4つを厳選しました!
ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑
・802匹のモンスターを掲載
・分厚くなくて広げやすい(AB版、全P123)
・見やすさ、読みやすさはバツグン
<バッドポイント>
・製本がとれやすいなどの当たり外れがある?
筆者が家族で愛読している小学館の「ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑」。
購入の決め手は分厚すぎず、広げやすくてイラストの模写などがしやすい点。
「ポケットモンスター サン・ムーン」シリーズまでの802匹がタイプ別(でんきタイプなど)に掲載されています。
また五十音順の索引があり、子どもが辞書を調べる感覚も身につけることができます。
通販サイトでは製本がイマイチとのレビューも見られます。
筆者の家庭では特に気になりませんが、製品の当たり外れがあるかもしれませんので、その点はデメリットでしょうか。
見やすさ、読みやすさ、掲載されているポケモンの種類の多さなどがオススメの一冊です!
ポケットモンスター ポケモン大図鑑1020+
・最新のポケモンを網羅!
・イラストや詳しい説明にこだわらければ正直これ一冊で十分
・見やすさ、読みやすさはバツグン
<バッドポイント>
・サン&ムーン ポケモン全国大図鑑に比べると分厚く開きにくい
先に紹介した「ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑」に続いて小学館から出版された「ポケモン大図鑑1020+」。
スカーレット、バイオレットまでに登場した1000匹を超えるポケモンが網羅されています。
正直、1匹ごとのくわしい説明やイラストにこだわらなければこれ一冊あれば間違いなしです!
我が家でも発売直後に購入し、子どもたちが愛読しています!
「ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑」と同じく、大きくて見やすい一冊ですが、当然ページ数が増えているため、やや開きにくいというのが唯一のデメリットでしょうか。
1,100円でこの内容は破格ですね。
2024年5月に発売されたばかりですが、当分売れ続ける一冊ではないでしょうか。
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898ぴきせいぞろい! ポケモン大図鑑 (上)(下)
・コンパクトサイズで持ち運びしやすい(A6版)
・1ページに1匹の紹介で見やすい
・898匹が網羅されている
・図鑑っぽさは1番!
<バッドポイント>
・上下巻を揃える必要あり
・約3cmと分厚いので広げて模写するなどは不向き(上下とも全P552)
コロタン文庫から2021年11月に出版された「898ぴきせいぞろい! ポケモン大図鑑」は、「ポケットモンスター ソード・シールド」シリーズまでに登場した898匹のポケモンを上巻と下巻で網羅できます。
上巻、下巻に分かれていますが、現在販売されているポケモン図鑑のなかでは一番の掲載数です。
ハガキ程度(A6版)のコンパクトサイズで分厚い仕様はまさに「図鑑!」という感じです。
五十音順で1ページに1匹のポケモンが紹介されているため、子どもにとっても見やすく扱いやすいようです。
ただし約3cmと分厚く、ページを開きっぱなしにはしづらいため、我が家のようにページを固定してイラストを模写したいご家庭には不向きかもしれません。
また上巻、下巻を揃える必要があるため、コストが二冊分になるのもデメリットではないでしょうか。
ちなみに上巻はトサキントまでの452匹、下巻はドジョッチからの446匹が掲載されています。
子どもでも扱いやすいもの、コンパクトサイズで図鑑らしく満足度が高いものがほしいご家庭にはとてもおすすめです。
なお、コロタン文庫からは「ポケモン ガラルずかん」や「ポケモン サン&ムーン ぜんこく全キャラ大図鑑(上)(下)」なども販売されています。
ですが、これらは本書の旧版という感じなので、選択肢には入らないかと思います。
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ポケットモンスター スカーレット・バイオレット+ゼロの秘宝 ポケモン公式ビジュアル図鑑
・最新のポケモンを掲載
・約700匹と掲載数が多い
・公式イラストで1ページに1匹の紹介なので見やすい
<バッドポイント>
・約5cmとかなり分厚いので広げて模写するなどは不向き(全P960)
・3,300円と、他の書籍に比べて高額
最後に紹介するのは「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」と追加コンテンツ「ゼロの秘宝」に登場するポケモンが網羅された「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット+ゼロの秘宝 ポケモン公式ビジュアル図鑑」!
こちらは「ゼロの秘宝」に登場する最新のポケモンを見たいお子さんや公式イラストがいいといったお子さんにとてもオススメです。
先に紹介した「898ぴきせいぞろい! ポケモン大図鑑」と同様に、1ページに1匹のポケモンが紹介されていて見やすい一冊。
そのため、「ポケモン大図鑑1020+」に比べて一匹一匹の説明が詳しくなっています。
追加コンテンツではヒトカゲやゼニガメ、フシギダネなどの初期のポケモンもたくさん登場するため、パパママも懐かしみながら楽しめますね!
なお、2022年に発売された「Pokémon LEGENDS アルセウス」、2023年に発売された「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット、ゼロの秘宝」に関しては、公式ガイドブックの購入もオススメです!
公式ガイドブックでは、ポケモンだけでなく、ゲームに登場するさまざまなキャラクターも掲載されています。
また、公式イラスト満載で、もちろんゲームに登場するポケモンの情報も網羅されているので、ポケモン図鑑同様に親子で楽しめること間違いなしです!
おわりに
お子さんがポケモンに興味をお持ちであれば、ポケモン図鑑の本を一冊購入してしまうのがほんとにオススメです。
何も考えずにテレビを見ている時間を考えれば、ポケモン図鑑を見て子どもの好奇心を育んだり、本を読む習慣を身につけたり、一人での時間の使い方を学んだりと、メリットはとても大きいです。
一冊1,000円程度で購入できるので、コスパ最高のお買い物になりますよ!